熱中症警戒アラートとは!?
7月に入り暑い日も増えてきて、苦労されている方も多いのではないでしょうか。
コロナも怖いですが、熱中症も深刻な体調不良になりかねないので、注意が必要です。
今回は、国が発信している「熱中症警戒アラート」について紹介していきます。
1)熱中症警戒アラートとは?
2)アラートが発表されたら気を付けること
3)まとめ
熱中症警戒アラートとは?
2020年今年の7月1日より、関東甲信地方の1都8県で熱中症予防対策に効果的な発信として、熱中症警戒アラートが実施されています。(令和3年度より全国で実施予定)
「熱中症警戒アラート」とは、暑さへの気づきを呼びかけるための情報です。
従来ある高温注意情報を、熱中症の発生が高い暑さ指数(WGBT)を用いた新たな情報に置き換え、暑さ指数が33℃を超える場合に「熱中症警戒アラート」が発表されます。
この情報は、前日の17時頃と当日の朝5時頃に最新の予測値をもとに、都県単位で発表となります。
アラートが発表されたら気を付けること
熱中症警戒アラートが発表されて、皆さんが気を付けるべきことは下記4点です。
①身の回りの気温・湿度・暑さ指数を確認
まず、身の回りの気温・湿度・暑さ指数を確認するところからです。
今、自分が置かれている状況がどのくらい危険なものなのか危機意識を持つことが熱中症対策にはとても大切です。
アラートが発表されたら、気温や湿度がどのくらいあるのかを確認しましょう。
環境省や気象庁のHPでも確認できます。
②熱中症リスクの高い方に声かけ
熱中症になりやすい高齢者、子供、障がい者の方々が周りにいたら積極的に声がけをして、注意喚起をしていきましょう。
もちろん3密は避けつつですが、自分で気づきにくいのが熱中症なので、お声がけをし合って一人でも多くの方に熱中症のリスクを知っておいて気を付けてもらうことが大事です。
③外での運動や活動は中止か延期に
不要不急の外出は避けましょう。外に長い時間いることで熱中症のリスクは高まってしまいます。
エアコン等が設置されていない屋内外での運動や活動(運動会やスポーツイベントなど)は、原則中止や延期となります。
こちらも、熱中症のリスクを避けるために、アラートが発表されたら対応が必要となります。
④「熱中症予防行動」を普段以上に実践
環境省・厚生労働省から示している、「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントを心がけましょう。
下記は具体例です。
・クーラーなどを調整して、暑さを避ける
・適宜マスクを外す(2m以上など十分な距離を保って)
・こまめに水分補給をする
まとめ
近年厚い日がとても多くなり、熱中症になるリスクも高まっています。
そして、今年は新型コロナウイルス予防のためマスク着用が原則となっているため、体温も上がりやすくなっています。
気温や湿度などを確認することを習慣づけて、熱中症にならないようひとりひとりが意識をもって健康管理していきましょう!
詳細情報は環境省のHPにありますので、より詳しく知りたい方はご覧になってください。