自己分析「Myキャラ作成②」

自己分析講座

現在、高田馬場の就労移行支援事業所 リスタートでは、リモートによるプログラムを行っています。

今日は、自己分析のプログラムを行いました。

前回の続きとして、「Myキャラ」の発表を行いました。

Myキャラ発表

前回の自己分析講座で、「Myキャラ」の作成を行いました。

Myキャラの作成とは、「自分自身」をキャラクター化し、客観的に見ることに他なりません。

Myキャラを作成していくことで、「自分は周囲からどのように見られているのか」「自分の価値感や行動理念はどのようなところにあるのか」を明確化していくことができます。

また、「〇〇が苦手」「〇〇ができない」といったネガティブな表現が出てきたら、良い意味合いの言葉に言い換える(リフレーミング)ことで自分の長所を見つけるチャンスです!

怠慢なところがあるな、と感じる人は、効率重視で物事を考えるのが得意かもしれません。

ルールに合わせるのが苦手、という人は、本質を見抜いて柔軟に動ける人かもしれません。

多くの場合、長所と短所は裏表の関係です。

悪い側面に視線が向いていると短所ばかりが目に付いてしまうかもしれませんが、それらはすべて、あなたの長所ともなり得る要素なのです。

また、Myキャラ作成をしていく中で重要なのが、出てきた要素に「なぜ?」を繰り返すことで本質に近づいていくことです。

例えば、旅行に行ってから好きになった国があったとしましょう。

その国が好きなのは「なぜ?」と考えると、例えばその国の文化や住む人々の人柄といった要素が出てくるかもしれません。

そうしたら、さらにその「文化」や「人柄」が好きな理由を掘り下げていきましょう。

自分が好ましく思った文化とはどのような部分なのか。

どのような人柄に触れて、好きだと感じたのか。

繰り返し考えていくことで、自分自身の”価値観”が見えてきます。

どのようなものや状態が好ましく、何がそうでないのか。

それを知ることができれば、過ごしやすい環境がわかるため、就職において、自分に向いた職場を見つけるのにも役立つでしょう。

これからの自己分析について

前回と今回の講座では、ここまでやってきた自己分析の復習も兼ねて、Myキャラの作成を通して自分自身をどのように理解しているのか、分析してみました。

次週から、これまでに1度取り扱った様々なテーマを用いて、再度自己分析を進めていきます。

自己分析は、繰り返し行うことに大きな意味があります。

1度目の分析では見つからなかった要素や、繋がらなかった過去のエピソードと今の自分の関係などが、再度の分析ではどんどん見えてくると思います。

リスタートの自己分析講座では、毎講座ごとに別の視点や対象を選んで振り返っていきますが、その中で探していくのはいずれも「自分自身」のことに他なりません。

そのため、ある日分析した際に見えてきた自分の得意、苦手や価値観が、別の日に他の視点から分析をするときの助けとなり、より深く見えてくることもあるのです。

 

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