就活お役立ち講座⑳「話の聞き方」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
話を最後まで聞く
人は誰しも話をすることが好きなものです。
普段はあまり喋らない人も、こちらが上手く聞き役になると、自然と話していたりします。
つまり、相手の話を聞くことが上手にできれば、色々な人が心地よく話をすることができます。
逆に、一方的に話をするばかりで相手の話を聞かない人は、相手をうんざりさせてしまいます。
なので、会話にとって「聞く」という行為は非常に重要なのです。
そこで、聞き上手になるためには、まず「最後まで聞く」ということが求められます。
話を途中で遮られると、最終的に何を話そうとしていたのかを、もう一度思い出さなくてはいけません。
当然、それをされてしまうと気分を害してしまいます。
もし、質問したいことが途中で出てきたとしても、相手の話がひと段落ついてから質問をするようにしましょう。
なお、相手が話をしている時間と、自分が質問などをしている時間の割合は、7対3が理想的であると言われています。
つまり、このバランスで相手に話をしてもらうことを意識すると相手はあなたのことを話をしてて心地良い人と思ってくれるということです。
リアクションをする
次に大切なのが、「リアクション」をするということになります。
効果的なリアクションをするために以下の4つのことを重視しましょう。
①相手の目を見る
話を自分がするときも一緒ですが、相手の目を見るだけで真剣に話を聞いてくれているんだなと相手は感じます。
話を相手がしているときは、目を見て聞くように心がけましょう。
②うなずく
うなづくことでも、真剣に話を聞いていることのアピールにつながります。
このときは、ゆっくりうなずくようにしましょう。
小刻みに何回もうなづいてしまうと、落ち着きのない印象を与えてしまいます。
③あいづちを打つ
話を聞いている間は、あいづちをうつこともポイントです。
あいづちの言葉は、「はい」や「かしこまりました」が適しています。
うなずきど同様に、「はい、はい」と連続させることはやめましょう。
あいづちをうつタイミングは、句読点の部分や話の切れ目が適切です。
慣れてきたら、相手の話の内容などに合わせて、あいづちの打ち方に声などでバリエーションを出すとより効果的になります。
④確認をする
話の内容を確認しましょう。
確認の仕方は、「〇〇ですね」といったおうむ返しを心がけます。
内容を確認されることで、こちらがちゃんと聞いてくれていることを理解して、相手は話を続けやすくなります。
上手に確認をはさみ、相手に気持ちよく話を進めてもらいましょう。