小さな悩みを即効解決! ~その1 日曜日の憂鬱~
日曜日の憂鬱「起きたら月曜」は解消できる?
まだ日曜日だし、夜更かししない程度にゲームでもしたらいいじゃない?
肩に力が入らないというか、憂鬱というか・・・
- 休日明けの出勤は、平日よりも億劫。
- 月曜日から学校だけど、なんだか憂鬱。
- これからのことを考えると、不安の方が多い。
でも大丈夫、ちゃんと対処方法はあるよ!
日曜日の憂鬱、原因は?
日曜日の夕方や、休日が明けてしまう時。
楽しかった休日が終わってしまうのは少し悲しいですね。
しかし、そんな もの悲しさ だけでなく、終わってしまったあとのことを考えて、不安、そわそわ、憂鬱、を感じてしまう人もいます。
ただし、具体的にどんなことが不安なのか、それを明言することはできない、いわゆる「漠然とした不安」です。
不安というのは、動物的本能で、脳の指令です。
不安がなければ、未来に起こるかもしれない問題や対策もできず、状況に飲み込まれるだけで、野生であれば淘汰されてしまうでしょう。
だから脳が事前に、未来に起こりうる不利益なことを想像しシミュレーションをし、「対策をとりなさい、行動しなさい」と指令を出しているのです。
現代社会では、たとえば、下記のような不安があるでしょう。
- 明日から仕事。
失敗をするかも、トラブルがあるかも。 - 未来のことを考える。
何か不幸になることが起きるかもしれない。
しかし、具体的には、失敗・トラブル・不幸になることがわからないため、脳から「行動しなさい」と指令を出され不安になりますが、どう動いたらいいかわからず不安だけが続くのです。
憂鬱感は曖昧、でも対処はできる!
不安というのは、未来の危険を察知し、回避するための行動をさせる指令。
ただ、いつ・どこで・どんなトラブルがあるのか、それが具体的でないから不安だけが続きます。
そんなときこそ、紙に書き出し、整理してみましょう。
コーピングと同様です。
明日からの仕事が不安なら、どんなことが不安なのか書き出します。
通学が億劫なら、なぜ億劫に思うのか書き出します。
未来への漠然とした不安なら、どんなことが不安なのかいくつか書き出します。
これだけでも、「自分の不安の理由」がわかり、対策が立てらるようになります。
そうすれば脳の指令は完了し、気持ちは少し楽になるでしょう。
また、優先順位がわからない、重要度がわからないから不安、ということも多々あります。
そのために、考えるだけではなく、必ず書き出すのです。
重要度をマーキングし、優先度別に順位を付ける作業は、紙の方がやりやすいものです。
何が不安なのか、具体的なものを書き出すと、「今」 できることが見つかります。
それだけで行動ができるようになります。
不安な事柄の、いつ・何が、というのが不明瞭だから不安だけが続くので、それを明確にすれば、優先度・重要度も変わるでしょう。
- 仕事がうまくいくか不安。
先週までに完成できていない資料がある。
次週は資料を完成させ、リハーサルをする。
このように不安の原因と対処がわかれば、「何をしたらいいのかわからない不安」から抜け出すことができるのです。