お盆特別講座「不要な怒りを捨てる」

お盆特別講座

今年もお盆の時期がやってきましたね!

今年のリスタートは、8月10日~16日の6日間がお盆期間となります。

今日も引き続き、「アンガーマネジメント」についての特別プログラムです。



不要な怒りを捨てる

ちょっとした出来事で毎回怒りを表に出していたら、自分自身も疲れてしまいますし、周囲との関係も上手く築いていけません。

これまでの記事でも伝えた通り、怒りにはそれを利用することで自分の要望を伝えることができる「必要な怒り」がある一方で、持っていても自分を苦しめるだけの「不要な怒り」もあります。

怒りの必要性を判断するのは難しいですが、1つの判断基準としては”後悔”があります。

怒りが沸いてきてしまったら、その場で「怒ると後々後悔してしまいそう」か、「怒らなければ後々後悔してしまいそう」か考えてみてください。

怒らなければ後悔してしまいそうなのであれば、それは必要な怒りでしょう。

そのまま怒りをぶつけるのではなく、自分が求めていることをリクエストの形で相手に伝えるようにしてください。

一方で、怒ると後悔してしまいそうなのであれば、それは不要な怒りであると言えます。

不要な怒りは、持ち続けていても自分自身が苦しむだけなので手放すことが必要です。

「重要性」と「変えられるか」の2つの軸

怒りには、「重要性」と「変えられるか」の2つの軸があります。

重要性は、その怒りを持つことが、言い換えればそのリクエストを相手に伝えることがどれくらい重要か、という尺度です。

その怒りの原因がある限り、自分が直接的な被害を受けるというのであれば重要性は高い一方、気にはなるが、直接の被害に繋がるわけではないことであれば、重要性は低いと言えるでしょう。

変えられるか、というのは、その怒りの対象が何であるかによります。

わかりやすい例として、「過去に起きたこと」が怒りの原因であるならば、それを変えることはできません。

また、「渋滞に巻き込まれてイライラしている」としたら、自分ひとりの力で渋滞を解消することはできないため、これまた「変えられないこと」への怒りであると考えられるのです。

怒りが沸いてきたら、この2つの軸に当てはめてみた上で、その組み合わせによって対処法を考えてみてください。

「変えられる」×「重要」

対象が変えることができるもので、重要性も高いことに対しての怒りです。

このパターンであれば、全力で変えるための努力をしていけばよいでしょう。

対象が変えられることであるならば、具体的な対処法も見えてくるはずです。

もしもどうすれば変えられるのかがわからないのであれば、それは実際には変えることができないことへの怒りかもしれません。

「変えられない」×「重要でない」

対象が変えることができないもので、重要性も低いことに対しての怒りです。

この怒りであるならば、手放してしまうのが賢明です。

目に入れないようにしたり、気にしても仕方がないと考えて、意識を他のことに向けていきましょう。

「変えられる」×「重要でない」

対象が変えることができるものであるが、重要性は高くないことに対しての怒りです。

このパターンの怒りであるならば、無理をして変えようとする必要はありません。

変えられないパターンと同じように、意識から外すことで解決できることもあるでしょう。

あるいは、自分に余裕のあるときに変えるための行動を起こしましょう。

「変えられない」×「重要である」

対象は変えることができないものであるにもかかわらず、重要性は他界ことに対しての怒りです。

このパターンの場合は、対象を直接変えようとするのではなく、それ以外で自分にできるアプローチを探すのが重要です。

例えば、先ほどの渋滞の例。

渋滞を自分が解消することはできませんが、この後大事な約束があるので重要性は高いことであったとします。

このようなときは、渋滞していることに意識を向けるのではなく、今自分にできることを行いましょう。

「ほかのルートを探す」というのもいいですし、「先方に連絡をして約束の時間をずらしてもらう」のも良いでしょう。

変えることができない「渋滞」というものを意識している限り、怒りの感情は収まりません。

しかし、このようにほかの方法で対策をしていくことで、怒りの感情もまた落ち着いていくのです。