繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~家族のトラブル①~
家庭内で、こんなお悩みありませんか?
- 親のお節介にうんざり。
- 自分のことは自分で決めれる年齢なのに、干渉してくる。
- 親から自立できない、親の助言がないと決断できない。
- 親のアドバイスに反発してしまう。
人間の最も身近なコミュニティである「家族」ですが、
こちらもトラブルの相談が後を絶ちません。
家族の間のトラブルは他人にも相談しにくいため放っておいてしまいがちですが、
そのことこそが家族関係、ひいては自分の将来に大きく影響してしまいます。
解決したい家族の問題
お節介、ありがた迷惑、押しつけ、と感じて反発
自分の親のことを、お節介だ、うざったい、と感じたことは誰でもあるはず。
しかしその問題はだいたいが、親が過干渉であるからです。
宿題をしなさい、とほとんどの親が言うでしょう。
しかし、宿題を実際に遂行するのは子供本人で、宿題を遂行せずに困るのも子供本人ですね。
つまり、「宿題」という課題は子供の課題であり、親の課題ではないのです。
親にとってみれば子供のためを思って言っているものですが、
自分の課題に他人から指示をされる、ということは、自分の領域への過干渉。
当然、反発を引き起こします。
これが、お節介、ありがた迷惑、押しつけ、と感じるものの正体です。
お節介になる心理
お節介、ありがた迷惑の原因になるものがあります。
それは、純粋な愛情です。
親は子供への愛情のあまり、子供のことが心配なあまり、
自分よりよい人生を、自分より幸せに生きてほしいと考えるものです。
それが、「ああしろ、こうしろ」という子供への問題の過干渉や、
「これはだめ、あれはいい」という価値観の刷り込みと言った形で表れてしまうのです。
これは子供を支配したいためではなく、愛情であることがほとんどですが、
ときには支配するためにそういった指示・刷り込みをすることもあります。
こんな場合は要注意
いわゆる毒親、というものを聞いたことはあるでしょうか。
子供の問題に必要以上に深く干渉したり、子供への悪影響が強かったりという親のことです。
「あなたは私の子供なんだから」と育てられ、子供が一人で決断できない大人になってしまったり、
暴力やネグレクトなどの形での支配で、子供が人を信じたり、自分を愛したりできず、精神を病んでしまったり。
そういった干渉をする親もまた、似たような毒親に育てられたという経験があるのも特徴です。
毒親から自立し、自分で考え他者との関係を築かないと、自分自身も毒親になってしまう、ということです。
言葉や暴力などで子供を支配しようとしていたら、毒親といえるかもしれません。