就活お役立ち講座㊶「話題選びのコツ」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

話題選びのコツ

社内でのコミュニケーションを円滑にすると、仕事がとてもやりやすくなります。

ちょっとした雑談ができると、その人の人となりが理解できて、気軽に話をしやすくなるからです。

どのような人とでもちょっとした会話ができる話題があるととても便利です。

話題といっても、何も特別なことを話す必要はありません。

誰とでも当たり障りのない会話をできる話題として、下記5つを紹介します。

①天気

「今日は寒いですね」「雨すごかったですね」など、だれにでも共通している話題であるため、話のきっかけになります。

そして、共通した体験の中から共感をすることで、距離を縮めることができます。

②ニュース

「昨日、ニュースでこんなことをやっていましたね」「これからの~はどうなるのでしょうか」などです。

何か事件や新しいことが起こったときに、会話の出だしなどに適しています。

自分なりにどう思ったかなど、簡単に付け加えるといいでしょう。

③趣味

相手の趣味を知っていれば、「△△がご趣味と聞いておりますが~」と話しはじめることで、自然に会話が進みます。

人は自分が好きなものを聞かれると、嬉しいものです。

④共通の知人

共通の知人がいる場合は、「そういえば、△△さん~」という話題から、話を広げることができます。

ただ、共通の知人の悪口や愚痴にならないように気を付けましょう。

自分がいないところで、悪いことを言われると嫌な気分になるものです。

⑤休日

「連休はどちらかへ行かれたのですか?」と簡単に話を進めることができます。

また、何度か会ったことのある人であれば、これまでに得た情報を会話のきっかけとして、使うことができます。

このような当たり障りのない話題から会話を交わすだけでも、雰囲気をやわらげるには効果的です。

一方で避けるべきなのが、人のうわさ話や悪口、政治や宗教の話、プライベートや会社の内部事情の詮索です。

これらは相手を不快にすることが多いので注意しましょう。

素直に尊敬の念を表す

会話の話題のほかにも上司や先輩に好感を持たれやすい社員は、アドバイスや仕事をもらいやすくとても得をします。

そのような新入社員の特徴として、尊敬の念を素直に表すことができるという点が挙げられます。

相手に尊敬の念をスムーズに伝えるには、「勉強になりました」という言葉が最適です。

なぜなら、成長できた喜びを表現できるからです。

仕事に関連づけると、より気持ちが伝わります。

たとえば、「△△さんの電話対応の素晴らしいですね。ぜひ勉強させてください」と言えば、相手は「尊敬してくれている」と感じ、あなたに好感を持つことでしょう。

それに対して注意すべきなのが、たまに聞かれる「参考になりました」という言葉です。

この言葉は、あなたの意見は、自分の考えのプラスアルファになりますという意味なので、新入社員には謙虚さが欠ける部分もあるので気を付けましょう。