繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~職場内のトラブルを解決~
職場の対人関係の問題、なんとかしたい!
- 職場で対人関係トラブル。
- メンバー同士の不満。
- 対人関係が不安で職場が怖い。
- 溶け込めるかが不安。
ほとんどの社会人が、職場の人間関係に悩み、転職理由に考えています。
しかし実は、どの会社でも対人関係の問題は抱えているもの。
対人関係の悪化を理由に転職しても、また対人関係で悩むことになるのです。
職場で居心地よく過ごす!
職場の人間は友達ではない
クラスメイトとは、共感ができるほど仲が深まっていきました。
大学のサークルでも部活でも同様で、仲良く会話ができる先輩・後輩の友情というものもあったでしょう。
しかし、職場のメンバーは友達ではなく、同僚、先輩であり後輩です。
友情ではなく、仕事の信頼でつながっています。
仲良くすることは目的ではない、ということを覚えておきましょう。
職場で仲良くおしゃべりをしていて、業務が滞るとマイナス評価です。
しかし、おしゃべりはなくても、好き嫌いがあっても業務が円滑に進んでいるほうが、会社にとって、メンバーにとってプラスなのです。
プライベートな話を仲良くできるのはよいことですが、それは二の次。
仕事を進めるための報連相ができているほうが、よほどよいのです。
職場に溶け込むために必要なもの
クラスや部活などでは、溶け込むためには共通点を探し、一緒に時間を過ごすほど信頼関係が生まれていました。
しかし職場ではそうもいきません。
長い時間を過ごしたから、共通点が多いからといって溶け込むことはできないでしょう。
それは、職場で求められているのは友達関係ではなく、仕事の出来や意思だからです。
人間関係を気にしてコミュニケーションをとろうと気遣いをするよりも、
仕事を効率的に、迅速に行い、質の高いものを提出するほうが評価があがります。
評価が上がればやりがいや楽しさもついてきます。
職場で安心して仕事を任せられる、任せた仕事を期限内にきちんと行える能力こそが、職場で溶け込むために必要なものです。
そのための報連相も忘れずに。
仕事をきちんとこなすことこそ、輪に入るために必要なものなのです。
対人関係がどうと悩んでいるのなら、相手に仕事を認めさせることができるよう努力を積むのがよいのです。
輪に入るために必要なこと
自分より先に働いていた人たちの中が良いのは当然のこと。
その輪に入るためには、やはり仕事を安心して任せられる、きちんと仕事をこなせるという証明が必要。
先輩も同僚も、新しく入ってきたあなたに、その能力があるのかを確かめようとしています。
きちんと会社の志を理解してくれるのか、すぐ辞めるのではないか・・・そんな心配もしているでしょう。
それは信頼レベルでいうと警戒のレベルで、いきなり信頼されて溶け込むということはないのです。
挨拶を笑顔で返す、仕事はきちんと期限内に提出する、報連相を徹底する。
これを繰り返して、警戒から理解、信頼へとレベルをあげていきましょう。
相談できる相手を作る
とはいっても、困り事を相談できなければ一人で悩むことになります。
職場での悩み事を相談できる仲間、先輩がいるだけでも、ずっとラクになります。
アドバイスは素直に受け取り、実践してみましょう。