就活お役立ち講座㊿「目標を立てるためのポイント」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
目標を立てるためのポイント
目標を持つということは仕事をする上でとても大切なことです。
「自分はこうありたい」という目標を持っている人は、どのような仕事に対しても前向きに取り組み、いい意味でガムシャラになれます。
そのような新入社員の姿を見ると、可愛がりたくなるのが上司というものです。
逆に、目標がない人は自信が持てないため、どうしても受け身の姿勢になりがちです。
そうすると、上司から「やる気はあるのか?」などと言われてしまいます。
そうならないためにも、目標を立てるためのポイントを下記に6つあげます。
①自分の可能性を知る
自分が何に興味を持ち、どのようなこと得意かを知ることで、目標が立てやすくなります。
自分がこれまでやってきたことを書き出してみると、自分がどのようなときに輝いていたか、他の人に認められたかなどを分析しやすくなります。
②「〇年後こうなりたい」と理想像を描く
「何になりたいんだろう。。。」と漠然と考えてしまうなら、1年後・2年後の自分をイメージするとよいです。
そのとき、仕事や生活はもちろん、服や持物まですべて具体的に想像します。
③夢と目標を区別する
夢は「こうなったらいいな」と漠然としているものですが、目標には「いつまでに、何を、どのくらい」という具体的な設定が必要になります。
④年・月単位の目標を立てる
大きな夢があった場合、それを叶えるまでのストーリーを考えます。
そして、年・月単位に達成すべき目標へと落とし込んでいきます。
⑤仕事とプライベートの夢は別
両者はお互いにリンクするものなので、まったく切り離すことはできません。
だからこそ、仕事ばかりの目標ではなく、プライベートで実現したいことも考えます。
⑥第三者に相談する
第三者からのアドバイスによって気づかされることもたくさんあります。
また、質問されることで一体自分が何を考えているのかを整理することもできます。
目標が見つからない場合の3つの解決策
そうは言っても、なかなか目標が見つからない方もいるでしょう。
そこで、どうしても目標が見つからない場合の、3つの解決策をご紹介します。
①10年後も今の会社で働きたいかを考える
10年後も今の会社にいたいのか、そうでないのかを考えてみます。
その答えによってあなたの描く将来は変わり、設定する目標も変わってきます。
②尊敬する人を目標にする
会社で尊敬する上司や先輩を目標にします。
その人はどんな風にしているでしょうか。
また、なぜその人を尊敬するのかを考えてみるのも有効です。
③さまざまな人と会い自分を知る
勉強会やセミナーなどいろんな場所に足を運んで人と出会うことも大切です。
人と出会うことで自分がどういうタイプの人間なのかを再認識できます。