評価してもらうためには「指示の実行」
- 真面目にやっているのに、怒られる。
- 評価してもらえない、と感じる。
- デキる人になりたい。
誰だって、時間や期限に気を付けて、ミスもないよう真面目に取り組んでいます。
それでも、評価される人と、されにくい人がいます。
それはどうしてなのでしょうか?
頑張っても評価してもらえなければ、やる気だって下がってしまいます。
そんな不満を解決しましょう!
カンペキを目指すなら質問する!
どうして評価されにくいのか
上司や先輩から、仕事を教わることと思います。
しっかり覚えているつもりだと思いますが、教わった内容を誰かに抜け漏れなく説明することはできますか?
このレベルまでしっかり内容を理解していなければ、教わった内容を100%忠実に実行することはできないのです。
先輩や上司のように、誰かに同じように教えることができるレベルまで、しっかり指示を聞かなくてはいけない、ということ。
100%理解していなければ、100%の再現はできないのです。
さらに、100%実行できたとしても、評価の点数としては70点程度にとどまります。
これは「プラスアルファ」ができていないためですが、始めのうちは先輩や上司もそこまで求めることはありませんので、
まずは100%正確に実行する、ということを大切にしましょう。
80%しか理解していなければ、どれだけ頑張っても80%の仕事しかできず、点数にすると50点程度にまで下がるでしょう。
仕事を覚える、とはどういうことか
そのときに大事なのが、メモをとる、目的を確認する、ということ。
目的がわかっていないまま指示を実行していると、本来必要である工程が抜けてしまったり、肝心な部分が再現されていなかったり、というトラブルになります。
目的を確認しながら、メモをとります。
そして、確認のため復唱させてもらうのがよいでしょう。
復唱ができない、時間がないなどの場合でも、誰かに教えることができるくらい確実に正確に聞き取るよう心がけます。
大切なのは、指示や指導の内容を、100%聞き取ることです。
しっかり聞いたのに、手が止まる理由
しっかり聞いていたつもりでも、実際にとりかかると手が止まってしまうことも。
それは、「理解」できていないからなのです。
わからないこと、曖昧なことが出てきて、それを質問するのを忘れていませんか?
これも聞き取る能力です。
話を聞きながら100%メモをとっていたとしても、曖昧なこと、イメージがつかないこと、不明なことなどを質問していなければ、
100%聞き取れたとは言えません。
わからないままに仕事を進めてしまうと、方向性が違っていたり、軌道修正に時間がかかったりとトラブルが起きます。
「○○ということで合っていますか?」という確認が必要です。
復唱できなければ、わかったことにはならない!?
あれをやっておいて、とか、この仕事はこういう内容だから、と教わったとき、私たちはつい「わかりました」と返事をしてしまいます。
しかし、これも復唱できるレベル、誰か他人に同じように説明できるレベルまで「わかって」いなければ、100%ではないのです。
指導や指示の内容を100%正確に実行するためには、やはり指示内容を100%理解していなければいけません。
指示を聞いてすぐ「わかりました」と言ってしまいがちですが、おそらくそれは本当の意味では「わかって」いません。
曖昧なこと、わからないこと。
イメージがつかないこと。不明なこと。
これらは、指示を聞いた段階で、質問して明確にしておくようにしましょう。
「自分で考えて」「そんなことも知らないの?」を防ぐ
質問したいけど、
「自分で考えたら?」
とか
「そんなことも知らないの?」
などと言われてしまうのは嫌なもの。
これは、「○○がわかりません」「○○ができません」「どうしたらよいでしょうか」という質問方法だからです。
どうしたらよいか、と聞かれれば「自分で考えてみて」と返事をしてしまうもの。
しかし、「○○がわからないのですが、△△ということでよいでしょうか」という確認の形にするとどうでしょう。
自分で考えてみて、という返事ではなく、イエスかノーか、さらには答えも聞きだすことができるでしょう。