自己分析「自分の”ダメだ”と思う部分を深掘りしていく」

自己分析講座

現在、高田馬場の就労移行支援事業所 リスタートでは、リモートによるプログラムを行っています。

今回は、もしも自分が過去に戻ってやり直すことができるならどうするか、ということについて分析していきます。

自分の”ダメだ”と思う部分を深掘りしていく

今日は、以前にも考えた「自分自身のダメだと思うところや嫌なところ」について、さらに深掘りしていきます。

まずは、自分の性格や考え方の中から、「自分はダメだなあ」と思うようなところを挙げていきます。

以前に行ったダメだと思うところや嫌なところについての分析のあと、”禁止令”や”基本的な構え”などにより、自分を縛ってしまう思い込みがどのようにして作られていくのかを考えてきました。

また、人生グラフを元にした分析により、自分の人生の中で幸福度がマイナスになってしまったきっかけとなる出来事についても見つけることができました。

今回改めて自分のダメだと思うところや嫌なところを分析していく際には、こういった最近の分析も参考にしつつ、その考え方が作られたきっかけとなる出来事はなんだったのか考えていきます。

人の考え方は、その多くを思い込みが占めています。

様々な経験を積んで行く中で、「こういうときはこうするものだ」という多くの思い込みが作られ、それがその人の考え方の基準となっていきます。

普段は、自身の思い込みに疑問を持つことはなかなかありません。

そのために、特定の状況には決まった特定の対処をしようとするのですが、その対処法が望ましくないものであれば、毎回同じような状況になるたびに苦しい思いをすることになるのです。

自分が自分らしく生きるのを邪魔している「性格」や「考え方」というものは、まさしくこの”望ましくない対処法”に当たるものです。

いつ、どんなことがきっかけでそう考えるようになったのかを知ることによって、”その時の自分”にとっては最善の方法であった行動というものを見直すことができます。

タイミングや相手が違えば自分の行動に対する反応というものは異なります。

にもかかわらず、大きく傷つくような出来事があると、人はその痛みを繰り返さないために回避行動をとるようになり、かえって自分自身を苦しめてしまうのです。

今後、自分に対する制限を緩めていきやすい柔軟な考え方を作っていくために、過去についての分析をしばらく続けていきます。

 

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