近況報告と2020年の御礼

今年も1年間、ありがとうございました!


まもなく2020年も最終日。

少し名残惜しいような、新たな1年を早く迎えたいような、そんな気分になってしまいませんか?

2020年を振り返ると、やはり感染症が常に世間を賑わわせていた、という印象ですね。

マスクや消毒薬が品切れ、

東京オリンピックは中止になってしまい、

緊急事態宣言を受け、各企業、様々な職場がテレワーク・在宅勤務への切り替えに追われ・・・

夏もマスクが欠かせない・・・

リスタートでも、リモートでプログラムが運営できるよう環境の整備や、

面談時の蜜を避けるための分散通所などで対応。

経験したことのないような慌ただしい1年でしたね。

現代社会は常に何かに追われる社会だと言われますが、ここまで色々なものに追われると、疲労してしまう人も多くいるのではないかと思います。

早く世の中が落ち着いてくれないかと祈るばかりです。

リスタート近況

感染症リスクを鑑み、4月頃より在宅・リモートでの講義、面談を行っていましたが、徐々にフル通所へ。

新聞読解、コミュニケーション、ワークショップなどのプログラムも、リモートでの参加者も含めて行っています。

また、年末にかけて再び感染症拡大が問題となってきました。

年末年始に体調不良が起きてしまった場合、自宅付近の医院が休業という場合も考えられます。

このため、一人暮らし世帯の方や希望された方をメインに、在宅支援への切り替えを認め、

ご自宅からZOOMでの講義参加となっています。

例年であれば、クリスマスはケーキを、年末年始の年越しそばやお雑煮などのイベントを行っていましたが、

これらのイベントは開催を見送っています。

年明けから通所再開となりますが、在宅では生活リズムが崩れてしまいがちなので注意ですね。

リモート参加を併用しつつ、感染症対策も徹底しつつ運営していきます。

就職おめでとう! 激動を乗り切って就職達成!

そんな2020年ですが、今年度だけでも、リスタートでは4名の方が就職されました!

例年以上に就職意欲が高く、非常に前向きに、自主的・アクティブな就職活動をされていました。

就職が決まったみなさん、改めておめでとうございます!!

今年は採用を控える企業がとても多い、と話題になっていた頃ですが、そんなさなかでも採用が決まったというのは、素晴らしいことですね。

報連相のタイミングなどのビジネススキル、パソコンスキル、

そして認知行動療法を始めとするメンタルケアを、

リスタートだけでなく日々の生活を通しながら学ばれた方々だなという印象があります。

一度だけではなく、何度も繰り返しプログラムに参加することで、

一定のパターンだけでなく臨機応変なコミュニケーション・スキル活用につながっていますね。

通所されている皆さんも、より就職を意識した活動、より実践的なプログラムに参加されています。

ひとつの目標である「就職」を叶える日は、すぐ近くかもしれませんね!

就職例 事務職(通勤)

様々な仕事を経験してきて、ビジネススキルもコミュニケーション能力も高いAさん。

一方で、集中の分散など障害特性が課題となっていました。

日々の活動を通して、自分の傾向を分析し、対策を考え職員と相談。

疲れやすさ、悩みやすさも徐々に改善され、自分の課題を1ステップずつクリアしていきました。

就職難と言われるタイミングでの就活も、職員との面談・企業との相談を重ね、希望されていた事務職への就職が決定!

ご自身の努力家な面が就職先でも活きていくことでしょう。

就職例 事務職(在宅)

ビジネススキルも高く真面目な姿勢が印象的なBさん。

課題はメンタル部分のセルフケアでした。

リスタートの認知行動療法、自己分析などを通し、自分の課題を発見。

それ以降も繰り返しプログラムに参加することで、いざという場面でも、これまでとは違う新しい選択ができるように。

自分の苦手場面を理解し、在宅での仕事へ応募。

こちらも自己分析などで学んだアピール方法を活かし、見事に大手企業の在宅勤務での就職が決まりました!

就職例 インストラクター

週1回・午後からの通所から、自分のペースを職員と相談しつつ、徐々に週5回・午前からの活動をこなせるようになったCさん。

事務職を目指し、スキルアップやメンタルケアについて、リスタートで日々学習していました。

ある日、趣味でやっていた美術で、講師を探しているスクールを発見し応募。

インストラクターは体力も精神力も必要、と不安でしたが、リスタートで体力・精神力という課題をクリアしたCさんは、

現在もインストラクターとしてお仕事を継続されています!

他にも何件か事例はあるのですが、今回はかんたんなご紹介のみとさせていただきます。

後日「卒業文」や「就職実績」、「インタビュー」や「就職までの流れ」などで詳しくご紹介できればと思います。

就職難、採用控え、と言われていたタイミングでも就職が決まった皆さんは、これからも困難を乗り越えてゆけることでしょう。

今就職を目指して活動されている方々も、社会で活きるスキル、働き続けるための能力を、日々プログラムに参加しつつ、少しずつ身に付けていきましょう!