紹介!コミュニケーションのテクニック ㉚ ~職場で役立つ!シチュエーション別対応リスト⑤~

紹介!コミュニケーションのテクニック

就労移行支援事業所 リスタート では、毎週月曜日にワークショップを、火曜日にはコミュニケーションプログラムをやっています。

これらは、社会で生きていく上で避けて通れない「対人関係」を円滑にするため、「コミュニケーションに慣れる」ことを目的としたプログラムです。

ここでは、良好な人間関係を築いていくために気を付けたいコミュニケーションのテクニックを紹介していきます。

シチュエーション別対応リスト⑤

今回も、仕事をしている中で起こるかもしれない様々なシチュエーションに対する適切な対応を紹介していきますよ!

相手を傷つけずに仕事の指摘やお願いをしたいとき

仕事をしていると、相手のミスを指摘したり、提案をしたりしたいような場面もあるかと思います。

そのようなとき、言い方がキツくなってしまったり、冷たく感じてしまったりすると相手によっては委縮してしまうかもしれません。

・理由をきちんと伝える
・落ち着いて話す
・終わるときは明るく

これらの3点に注意しておけば、相手を傷つけない言い方をすることができます。

例)「記録に残しておいた方がお互いに安心なので、電話ではなくメールでやりとりしませんか?」

即答できない質問を投げかけられたとき

プレゼンや電話応対などの場面では、自分一人では即答できないような質問を投げかけられることがあります。

そのようなときに曖昧なまま返答をしてしまうと、実態と異なっていたためにトラブルに発展してしまうかもしれません。

自分一人で答えようとせず、後日回答するようにしてください。

例)「申し訳ありません。○○のご質問に関してはすぐにはご回答できかねますので、お調べして後日回答したいのですがいかがでしょうか」

一方的に言い分を押し付けられたとき

ときには、一方的に言い分を押し付けられてしまうようなこともあるかもしれません。

自分の意見も聞いて欲しいのに、相手が強引だからと飲み込んでしまえば、その場は収まるかもしれませんがストレスやモヤモヤが残ってしまいます。

だからといって、こちらも相手の意見を受け入れずに自分の意見を主張してしまったらいつまで経っても平行線です。

相手の意見を受け止め、その上で話し合いをすることを提案することが必要になります。

例)「○○さんのご意見はわかりました。恐れ入りますが、私の意見も聞いてもらえないでしょうか。話し合うことができればと思っています」

 

restart_banner