ワークショップ「書店の新しいサービスを考える」/自己分析「思考・行動面の特徴」
ワークショップ「書店の新しいサービスを考える」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「書店の新しいサービスを考える」です。
利用者さんからは、以下のような意見がありました。
このテーマについての利用者さんの意見
- 書籍の購入でスタンプを押し、そのスタンプを使ってアニメなどのグッズを貰えるくじに挑戦できる
- 読みたいジャンルなどの情報から店員がおすすめの本を紹介するサービス
- カフェを併設し、購入した雑誌や書籍をその場で読めるようにする
- 書籍を購入すると電子書籍が割引されるサービス
電子書籍の一般化や通販サイトの普及に対して、書店に来てもらうためにはどうすればいいか、ユニークな意見がたくさん出てきました!
自己分析講座
前回は、「対人面」についての特徴を分析していきました。
今回は、「思考・行動面」における自分の特徴を考えてみましょう。
自分の特徴「思考・行動面」
思考や行動の面について、「セールスポイント」と「苦手なこと」に分けて考えていきましょう。
セールスポイント
セールスポイントの例としては、「失敗をしても落ち込まず、切り替えて行動できる」ことや、「趣味によってストレスを発散できている」ことなどを挙げることができます。
直接面接等でいう機会はあまりないかもしれませんが、考え方によって精神的に安定していることは、長く働いていくために重要な意味を持ちます。
苦手なこと
ストレスへの対処やトラブルの対応、考え方の特徴などから、マイナスになってしまっている特徴を探してみましょう。
例としては、「ミスをすると動揺し、調子を崩してしまう」といったことが挙げられます。
ミスをすることがトリガーということで、「作業の手順を確認することでミスを予防している」といった対処も有効ですが、どんなに気を付けていても必ずミスは起こってしまうものです。
オープンでの就労であるならば、「万が一ミスをしてしまったとき、対処法について相談できる職員が決まっていると働きやすい」といった配慮を伝えておくのも良いかもしれません。
ミスをすると動揺してしまうのは、ミスによってこの先起こる悪い未来を予測したり、昔あった失敗を思い出したりして混乱してしまうことが原因と考えられます。
そこで、「ミスがあったときはこの人に相談に乗ってもらう」とルール化しておくことで、ミスへの不安を軽減できる場合があります。