ワークショップ「お菓子のキャラクターを考える」/自己分析「メタ認知で自分を客観視する」
ワークショップ「お菓子のキャラクターを考える」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「お菓子のキャラクターを考える」です。
利用者さんからは、以下のような意見がありました。
このテーマについての利用者さんの意見
- アーモンドとマカダミアナッツで対立しているチョコレートのキャラクター
- 休憩中に食べてもらう想定のリラックスした動物のキャラクター
- 味に合わせて色や形の違う動物のキャラクター
- 既存のお菓子向けにイメージを合わせたキャラクター
キャラクターを起用しているお菓子は多くあるので、既存のお菓子との差別化や、ターゲットに沿った選択ができると良いですね!
自己分析講座
前回は、「思考・行動面」について分析を進めました。
今回は、「メタ認知」というものについて紹介します。
メタ認知で自分を客観視する
メタ認知とは、「自分が考えていることを、考える」ということです。
客観的に自分の思考を認知することで、感情に振り回されずに自分の思考を冷静に観察できます。
メタ認知を使うことで、「どうして自分がそう考えているのか」を分析することができるようになり、自分を苦しめている考え方に対して対抗することができるようになります。
メタ認知を実践する最初の方法は、自分が思っていること、考えていることに「今、私は〇〇と考えている」と付け加えることです。
また、自分の感情がそこに加わっている場合には、それも付け足してみてください。
・「今、私は「お腹が空いたなぁ」と考えている」
・「今、私は「話している相手の感じが悪い」と考え、イライラしている」
・「今、私は「私はダメな人間だ」と考え、落ち込んでいる」
このように、自分の考えに目を向けることで「感情」と「行為」を切り分けて考えやすくなります。
苦しい気持ちになっているときも、その感情に流されるのではなく、「どうして苦しいのか」「どうすれば苦しくなくなるのか」に目を向け、行動を選択することができれば、結果的に苦しい状況からも抜け出しやすくなるでしょう。