嫌われたくない。怒られたくない・・・ 自分を大切にする仕事術
目次
来週のための、週末メンタルケア講座! その19
そんなタイミングなのに憂鬱・・・という人のためのお悩み解決コーナーだよ!
でもみんな忙しそうだから、頼むに頼めなくて・・・
なんかいいアイディアないかな!?
こんなお悩みありませんか?
- 日中はネガティブになりやすい。
- 仕事がツラい・・・。人間関係が面倒だ・・・。
- よく眠れていない。もっと寝たい。
- 頭が働かない・・・
そんなときに役立つ対人関係の攻略方法を紹介するよ!
知っておけば楽になる! 自分を守る仕事術
忙しい時、余裕がない時。
頼まれごとが重なっている時、仕事が終わらない時。
そんなタイミングでの追加の頼まれごと、できれば断りたいですが、なかなかそうもいきませんよね。
できれば誰かに手伝ってほしいけど、みんな忙しそうだし・・・
と、ついつい請け負ってしまうと、どんどん限界に近づいてしまい、結果体調や精神に影響が出てきて、頼まれごとも残っているまま・・・
いわゆる「キャパシティーオーバー」の状態ですね。
そんな経験はありませんか?
自分に負荷をかけて、限界まで頑張ってしまう。
これでは生き辛いですね。
今回はこんな辛さを解消できる、対人関係を維持しつつも自分をいたわってあげられる方法を紹介します!
そもそもどうして断らない?
どうして、断ってはいけない、後ろめたい、と感じてしまうのでしょうか。
相手を困らせてしまうから?
押し切られてしまうから?
様々な理由があるでしょう。
しかし、こちらが断っても実際相手はそこまで困りません。
実は、本当に困るのは相手ではないのです。
相手を困らせてしまうのが嫌なのではなく、実際は、「断って(依頼して)相手からの信頼を失ってしまうのが嫌」なのです。
自己肯定感が低いがゆえに、相手の反応をマイナス予想してしまっているのです。
自己肯定感を上げる!? 断り方・頼み方のテクニック
断ったら・頼んだら、相手からの評価が下がる・・・と心配している人でも、相手への印象を下げずに断れる方法があります。
それが”クッション言葉”です。
「できません」「難しいです」といった直接的な言葉だけではそっけないため、どうしても伝えにくいものです。
しかし、それらの言葉の印象を和らげるクッションの役目を果たす言葉や、へりくだる言い方に変えることで、断る言葉も印象よく伝えることができます。
「ご無理を承知でお願いなのですが、教えていただけませんか」
「いつも大変申し訳ないのですが、期限を伸ばしていただけませんか」
「ご迷惑をおかけしてしまうのですが、今手一杯なもので」
「未熟で申し訳ありません、期限が近い仕事がありまして」
どうでしょうか?
「手伝ってほしいです」「無理です」だけではどうしても印象がマイナスですが、このような言い方に変えると、相手の印象も機嫌も損ねず済みますね。
上手に使えるようになるために
このテクニックは、来客応対、電話などでも有効です。
「聞き返したら、怒られてしまうんじゃないか・・・」というのも自己肯定感の低さゆえのマイナス妄想。
「大変恐れ入りますが、確認させていただいてもよろしいでしょうか」という言い方に変えればよいのです。
使いこなすためには、まずクッション言葉、へりくだる言い方を、いくつかリストアップしておきましょう。
次に、身近な場面を想定して声に出してそれらの練習をしてみます。
イメージしながら実際「声に出す」ことで脳が覚えていきますので、次第に実際の場面でも自然と言葉が出てくるようになるでしょう。
声に出したり、実際に使っていくことで、クッション言葉も、へりくだる言い方もレベルアップしていきます。
組み合わせて使えたり、より丁寧な言い回しを使えたりということが、自然にできるようになっていきます。
本音を伝えることは、自分を守ること
いかがでしょうか?
辛い。
キャパシティーの限界だ。
そう感じているとき、ついつい、相手に嫌われないようにと、断れない・言い出せないことはありませんでしたか?
しかしそれで結果無理をしてしまうのでは、自分を守れていることにはなりません。
ただし、断りや相談というのは、自分で考え、自分のためにする行動であり、どんな結果であっても納得できるもの。
この納得、達成を通して自己肯定感というのは高まっていきます。
上手に断る・相談することで、「嫌われてしまうのでは」という相手に対する妄想も減っていき、自然で素直なコミュニケーションがとれるようになっていくでしょう。
そしてさらに、こうして自分に余裕が生まれることで、今度は本心から他人のサポートもできるようになっていきます。
これが、本当の思いやりなのです。