就活SST「閉じた質問、開かれた質問」

新聞読解「目でわかる相手の人柄」

以下、記事の要約です。

今年も多くの若者が大学や高校を卒業し、働き始める季節がやって来ました。
希望や不安を抱きながら、社会人としての第一歩を踏み出すことでしょう。
まずは新しい職場で人間関係をつくることが大事なポイントです。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 皆マスクしているから顔を覚えづらい。
  • 目が重要なのが改めてわかった。
  • 顔の表情など意識していきたい。
  • カメラを見て話せるようになりたい。

今後も人柄が良くみえるように目や口や態度など気をつけていきたいですね!!

就活SST

前回は、コミュニケーションとは何か?というテーマで話をしました。

今回は、閉じた質問と開かれた質問について紹介します。

質問で話を引き出す

前回、コミュニケーションには言語を用いない非言語的コミュニケーションもある、といった話をしました。

非言語的コミュニケーションは相手に判断をゆだねることになるため、言葉を用いたコミュニケーションというものはやはり大切です。

会話において、相手から話を引き出すのに使われるものといえば”質問”ですよね。

実は、この質問には、「閉じた質問」と「開かれた質問」の2つの種類があるのです。

閉じた質問

閉じた質問とは、YES/NOで回答ができる質問のことです。

例えば、「カレーは好きですか?」というのは閉じた質問ですね。

閉じた質問には、YESかNOかだけで返事ができるので答えやすく、相手の負担にならないことや、相手が言いたくないことに踏み込んでしまわないといったメリットがあります。

また、ピンポイントに知りたい部分が決まっている際にもこの聞き方が適しています。

一方で、相手側がそれについて話を広げようとしなければそこで会話が止まってしまうため、例えば「NO」と返されてしまうとそれ以上言えることがなく、会話が途切れてしまう、といった問題点があります。

開かれた質問

『開かれた質問』とは、YES/NOでは答えられない質問の事です。

『開かれた質問』を使うと会話が続きやすくなり、相手は『自分の話に関心を持ってくれている』とか『うれしい』と感じます。

また、話を引き出すことができるので、そこで出てきた情報についてさらに質問することで、どんどん相手のことを知ることができます。

開かれた質問をするコツは、5W1Hの言葉を使うことです。

「いつ」「どこで」「だれと」「なにを」「なぜ」「どのように」したのかという質問には、YES/NOでは回答できません。

 

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