目指せ就職! リスタート面接突破講座⑩ ~雑談で好印象を与える~
リスタート面接突破講座
就労移行支援事業所 リスタート に通う利用者さんの第一の目標はやはり就職!
リスタートでは、就職した後に安心して働いていくことができるように考え方やストレスケアなどについても一緒に考えていきますが、やはり面接の準備が必要なことは間違いありません。
この講座では、面接を突破するための心構えや必要な準備について紹介していきます!
会話のコツは「相手と話したい」と思うこと
人は、自分がどこに意識を向けているかによって、無意識のうちに行動が変わってきます。
会話に自信がない人に多いのが、会話の最中にも「話していたくない」「早く終わらせたい」と考えている、というパターンです。
こうなると、自分でも気が付かないうちに早口になってしまったり、目線が相手から外れたり、表情が硬くなったりしてしまうので、相手にも「あまり熱心にここで働きたいわけではないのかな」と感じられてしまうなど、悪い印象につながってしまいます。
採用担当は、あなたを落としてやろうと思って面接しているわけではありません。
時間をとって会いに来ているのは、「どんな人なのか話してわかりたい」「一緒に働きたいと思える人に出会いたい」と考えているからです。
「自分の話を聞いてほしい」「相手と話したい、わかってもらいたい」という気持ちを持って臨むだけでも、必ず結果は変わってきますよ。
雑談で好印象を与える
面接の場は、必ずしも常に質問とその回答のみで進んでいくというわけではありません。
よくあるのが、質問が始まる前などにちょっとした雑談が挟まる、というパターンです。
そのようなとき、あなたはどのように対応しているでしょうか。
「今日はいい天気ですねえ」
面接官にこう話しかけられたとしたら、どのように返しますか?
「はい、そうですね」とだけ返している、という人は、少し工夫をしてみるといいかもしれません。
雑談は、面接で必要な情報にはかかわらない無駄な会話というわけではありません。
これからの面接の雰囲気を左右することもありますし、その人の人柄などが雑談から見えてくることも多いものです。
なかなか会話が続かないという人に多いのが、「はい」や「いいえ」といった回答で会話を終わらせてしまっていることです。
これだとその場で会話が一度途切れてしまい、相手は次の言葉を続けにくくなってしまいます。
このようなときは、自分が行ったことや気持ちなど、ちょっとした一言を付け加えて返すのがコツです。
先ほどの例であれば、以下のようになります。
「今日はいい天気ですねえ」
「本当にそうですね。洗濯物もよく乾きそうなので、朝急いで干してきました」
「朝忙しいのにえらいですね。私なんかいつも洗濯は夜になってしまいますよ」
いかがでしょうか。
こちらから情報を追加して返したことで、相手もそれに合わせて返答してくれています。
これであれば、その後もスムーズに会話が続き、良い雰囲気でその後の質問にも入っていけるかと思います。