ワークショップ「新しい国民の祝日を考える」/自己分析「両親の嫌いなところ」

ワークショップ「新しい国民の祝日を考える」

ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。

発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。

また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。

今回のテーマは「新しい国民の祝日を考える」です。

今現在、日本には年に16回の祝日があります。

ここに、もうひとつ追加で祝日を作るとするなら、どんな日が挙げられるでしょうか。

祝日の名前や意義なども合わせ、どうしてその日にしたのかを説明してもらいました!

利用者さんからは、以下のような意見がありました。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 11/22 いい夫婦の日を祝日にして夫婦で食事に行ったりする。
  • 12/24 クリスマスイブを祝日にして家族や友人と祝えるようにする。
  • 母の日と父の日。日曜日だが、翌日を休日とすることで家族で出かけやすくする。
  • 8/9を音楽の日にしてあちこちで開催する音楽フェスなどに参加しやすくする。

どの日を祝日にするか、というだけでなく、そこが祝日になることによっておこる変化や目的などまで含んだ、良い発表になりました!

自己分析講座

前回、自分自身の嫌いなところが作られたきっかけについて分析を行いました。

今回は、自分自身の考え方を多く決定づけた両親との関係について分析していきます。

両親の嫌いなところ

自分自身の嫌いなところやダメだと思うところは、これまでの人生における様々な経験から作られている、という話を前回しました。

その中でも、最も多くの考え方や価値観が作られるのが幼少期、両親との関わりです。

私たちは、生まれたばかりの頃には持っていなかった様々な考え方を、幼いころ、両親と自分だけの世界で獲得してきました。

これは、両親から直接言葉で教えられたというだけではなく、様々な行動とそれに対する反応を受け取ることで作られていきます。

例えば、両親が子供を心配し、「これは危険だからやめなさい」「けがをするからこれをしてはいけません」と制限をかけていった結果、「自分で考えて行動すると失敗する」といった無意識の考えを作ってしまっている場合があります。

こういった、両親との関わりによって作られた自身を苦しめている考え方を分析するために、今回は両親の嫌いなところや、見たくないところを挙げてもらいました。

それらのポイントは、自分を制限し、苦しめてしまっている考え方や価値観を生み出す原因となってしまっていることが多くあるのです。

 

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