ワークショップ「救急車の有料化に賛成か反対か」/自己分析「今までの人生で辛かったこと」
ワークショップ「再配達を減らすためには」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「救急車の有料化に賛成か反対か」です。
現在、日本では救急車を無料で利用できますが、そのために軽傷であったり体調に問題がないにもかかわらず、救急車が利用されるという問題があります。
一方で、有料してしまったらお金のために救急車を呼べなかったり、呼ぶことを躊躇して助けられる命を助けられなくなってしまうこともあるかもしれません。
難しい問題ですが、利用者さんに考えてもらいました!
このテーマについての利用者さんの意見
- 全額の負担にはせず、一部負担という形で賛成。
- 呼ぶのを渋ったために助けられない人が出ることが一番の問題なので反対
- 無駄な出動が多いために本当に必要な人の元にすぐに駆け付けられなくなる可能性があるので賛成
- 病気やケガで本当に必要なときは無料だが、必要がないときには有料にすることはできないか。
みなさん悩まれていて、最終的な答えも賛成と反対でほぼ半分ずつという結果になりました。
どちらの意見にも言い分があり、どちらかが正しいというわけではないので、自分の考えを説得力を持って伝えられることが重要になります。
自己分析講座
前回は、人生グラフの作成を行いました。
今回は、人生グラフを見ながら、これまでの人生で辛かったことについて振り返っていきます。
今までの人生で辛かったことを振り返る
前回の自己分析講座で、「人生グラフ」の作成を行いました。
これまでの人生を折れ線グラフの形にすることで、安定していた時期、楽しく過ごせていた時期や、大きく落ち込んでしまったようなきっかけが見えてきます。
今回はその中でも、悲しかったことや嫌だったこと、辛かったことに注目して分析を行いました。
中には思い出すのもつらい出来事などもあるかもしれません。
そういった出来事を無理に思い出す必要はありませんが、自分の記憶に深く刺さってしまっている出来事は、今の自分の考え方に大きく影響を及ぼしている可能性がそれだけ高いということでもあります。
どのようなことがあって辛かったのか。
それによって、自分はどのような影響を受けたのか。
じっくり分析していきましょう。