就活SST「非難や苦情にアサーティブに対処する」
新聞読解「未婚者の5割『雇用安定を』」
以下、記事の要約です。
2020年の婚姻数は前年比12.3%減の52万5490件となり、戦後最少を更新した。
コロナ禍の収束が見通せない中でも結婚する人が増えるには、どんな支援が必要か。
日本経済新聞社が未婚の男女千人に調査したところ「雇用の安定」「新婚家庭への金銭的支援」を求める声が上位になった。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 収入が安定しなければ子供を育てることに不安を持つのも当然。
- 結婚を望むようになった要因として、健康面で安心できるからという回答が多かったというのが印象的。
- 出産後の手当てを手厚くすることが、結婚のハードルを下げることになるのではないか。
- 結婚を望まない割合が多いため、国による対策が必要。
コロナ禍による不安と、収入面での問題が合わさってしまっていることで、結婚という選択を取りづらくなってしまっていますね。
ワクチンの接種などで、今の状況から少しでも早く抜け出すことで、明るいニュースに変わっていくことを願います。
就活SST
前回は、「気遣い」の重要性についてや、具体的にどのような行為が気遣いになるのかということについて話し合ってもらいました。
今回は、”アサーション”についての話をしていきます。
非難や苦情にアサーティブに対処する
生活していく中で、自分の取った行動が相手を不快にして非難されてしまう、という場面はどうしても出てきます。
もちろん、できるだけ避けたいところではあるのですが、人それぞれ考え方が違い、またミスを完全に防ぐのも難しいのが現実でしょう。
さらには、仕事の中では時に身に覚えの無い理不尽なことで叱られてしまう、ということも起こるかもしれません。
さて、そのような時、皆さんであればどのように対処するでしょうか。
つい感情的になって不快な気持ちを直接相手に伝えたくなりますが、そうしてしまえば相手はショックを受けてしまうかもしれませんし、口論になってしまうことも考えられます。
そこで覚えておきたいのが、「アサーション」と呼ばれるコミュニケーションの方法です。
自己表現の3つのタイプ
コミュニケーションを取る際の”自己表現”のやり方は、以下の3つのタイプに分類することができます。
①『非主張型』:相手を大切にしようとするが自分の気持ちや意見を大切にしないスタイル
②『攻撃的』:自分の考えや意見ははっきり言うが、自分の言い分を相手に押し付けるスタイル
③『アサーティブ』:自分も相手も大切にするスタイル
③のアサーティブな自己表現を意識して行うコミュニケーションがアサーションであり、人間関係を良好に保つために重要な役割を果たします。