コミュニケーション「年内に行ってみたい場所・やりたい事」/認知行動療法講座「3つのコラムで自動思考を見つける」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「年内に行ってみたい場所・やりたい事」です。
今日のコミュニケーション講座では、年内に行ってみたい場所・やりたい事ついて発表して頂きました!
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- ディズニーシーに行ってみたい
- 横浜のガンダムを見てみたい
- MOSの資格を取りたい
- 遠距離の彼氏と焼き肉を食べたい
などなど
皆さん興味沸く話題を発表して下さいました。
今後、感染が収束したら是非行って楽しんで欲しいですね!
認知行動療法講座
前回は、コラム法についての説明をしました。
今回は、最初の3つのコラムについて詳しく説明していきます。
3つのコラム
コラム法は、大きく4つのステップに分けることができます。
最初に、第1から第3のコラムを使って自動思考を見つけること。
次に、見つけた自動思考をチェックして認知の歪みを見つけること。
続いて、第4、第5のコラムを使って自動思考を現実に照らし合わせ、根拠と反証を見つけること。
最後に、自動思考に代わる新しい考えを見つけること。
今回は最初のステップに当たる、3つのコラムについての話です。
第1のコラム:状況
第1のコラムには、今回コラム法で分析を行う場面を記入します。
コラム法を使う際には、ぼんやりとした悩みではなく、どのような場面で何が起きたのかがはっきりしている必要があります。
まだ曖昧であれば、問題リストの作成を先に行ってください。
気分が落ち込んだり、イライラしたりした、あるいは思わず不適切な行動をとってしまったような場面をできるだけ具体的に思い出し、書き出しましょう。
第2のコラム:気分
第2のコラムには、そのときの気分や感情を書き込みます。
ここで気を付ける必要があるのが、「気分(感情)」と「思考」を切り分けることです。
コツは、一単語で表現できる言葉を使うことです。
例えば、「嫌われていると思った」「自分はダメだと感じた」というのは、気分ではなく思考です。
そのように思考したことで、どんな気持ちが浮かんできたのか、ということに注目してみましょう。
嫌われていると思ったので「悲しい」気持ちになったとか、自分はダメだと感じたので「落ち込む」ことになってしまった、ということですね。
第3のコラム:自動思考
3つのコラムの目的である、自分が浮かべていた自動思考を探してみましょう。
第1のコラムの状況において、第2のコラムの気分が浮かんだのは、自分がどう考えたのか?考えてみてください。
例として、「友人にメールを送ったが返ってこない」という状況で、「不安」になってしまったとしましょう。
果たして、どうして不安になってしまったのでしょうか?
その理由を考えて見ると、「自分のメールが気に障ってしまったに違いない」と考えていたことに気が付きました。
これが、第3のコラムで探す自動思考です。