ワークショップ「ブラック企業をなくすためには」/自己分析「もしも制限がなかったら」
ワークショップ「ブラック企業をなくすためには」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「ブラック企業をなくすためには」です。
働き方改革など、国でも対策を進めているものの、なかなかなくならないブラック企業の問題。
その解決のためにはいったいどんな方法が必要になるのか。
利用者さんに考えていただきました!
このテーマについての利用者さんの意見
- 労働組合など外部の組織の力を借りる
- 労働時間をデータで管理し、なあなあにならないようにする
- 相談ができる環境を保つ
- 労働者個人個人が意識を高め、問題点などを指摘できるようにする
ブラック企業をなくすためには、企業側、従業員側、双方の努力が必要になります。
アサーションを忘れずに、必要なことは伝えられるようになることが大事ですね。
自己分析講座
前回は、尊敬する人やその特徴から分析を行いました。
今回は、もしも自分を縛る制限がなかったとしたら、どんなことをやりたいか?というテーマで分析を進めていきます。
もしも制限がなかったら
あなたは、これまでの人生の中で、様々な経験をしてきたと思います。
しかし、中には「本当はこんなことをやってみたいけど、みんなから笑われるのではないか、嫌われるのではないか」といったように、自分で自分にブレーキをかけたこともあるのではないでしょうか。
今回は、そんな心のブレーキを外してみましょう。
「もし何の制限もなかったら」どうするのか、想像してみてください。
「自分にはできない」「お金がない」「手伝ってくれる人がいない」「遠い」「誰もやったことがない」「空想上のこと」
これらのような制限は、一切考えなくて構いません。
もしも、何の制限もなくやりたいことができるとしたら何をするでしょうか?
また、それをすることで味わうことのできる感情はどのようなものですか?
何をしたいかが浮かんだら、最後に「それを実現できる自分」を具体的に想像してみてください。
今の自分にはできなくとも、それを目指すためにやるべきことが見えてくるはずですよ。