ワークショップ「新卒を採用するときは」/自己分析「利用者さんの発表」
ワークショップ「新卒を採用するときは」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「自分が人事担当なら、新卒の 「明るさ」「真面目さ」「賢さ」どれを 優先するか」です。
人事担当の目線を考えることは、反対に自分が面接を受ける側の時も重要なポイントです。
それぞれを比較するために、新卒を採用する目的とは何か、ということから考える必要がありそうですね。
このテーマについての利用者さんの意見
- 真面目さ。明るさや賢さだけでは仕事で手を抜くかもしれないから
- 真面目さ。真面目にコツコツできる人なら後から明るさや賢さを伸ばしていくこともできるから
- 明るさ。気兼ねなくコミュニケーションが取れる相手なら指示やルールを伝えやすいから
- 明るさ。真面目さや賢さと比べて明るさは後から伸ばしていくのが難しいと感じるから
他の2要素との比較を行いつつ、なぜその要素を優先するのかがわかりやすい発表をしていただけました!
相手の目線で何を求めているかを考えるクセを付けておきましょう!
自己分析講座
前回は、もしも自分を縛る制限がなかったとしたら、どんなことをやりたいか?というテーマで意見を考えてもらいました。
今回は、前回考えてもらった内容の発表をしてもらいました!
「制限がなかったらどうするか」利用者さんの発表
利用者さんからは、以下のような発表がありました。
- アメリカに1年間留学する
- お金の運用について勉強する
- DIYで自分の使うものをすべて自作する
- 哲学カフェを開く
「やりたいができないこと」がやれない理由は、自分で自分に制限をかけているからかもしれません。
様々な経験を積む中で、自分の心を守るために作られた「○○してはいけない」「○○でなければならない」といった制限が、自分のやりたいこと、求めることを邪魔していることは少なくありません。
自己分析を行う中で、そのような制限に気づき、緩めていくことで、小さいころの夢や憧れる人の生き方に近づいていくことができるでしょう。
もしも制限がなかったらどうするか、何がしたいかを考えることは、そのための大切な一歩目となります。