就活SST「情報を共有していない相手には”ニューススタイル”で伝える」
新聞読解「2リットルミネラル水 なぜ激安」
以下、記事の要約です。
コンビニエンスストアに立ち寄り、「サントリー天然水」を取ろうとした。
1リットル入りに手を伸ばそうとしたところ、下の棚にあった2リットルのペットボトルが目に入った。
「1リットルより50円以上も安いけど、逆じゃないの?」。
このような経験をした人はいないだろうか。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- ウォーターサーバーの需要が出てきた。
- 2リットルは需要があるようで無い気がする。
- 以前よりも水の価値観が上がった。
- 災害時などあると助かる。
今後も健康志向でお水の需要が増加しそうですね!
就活SST
前回は、相手に誤解を与えない話し方である「逆ピラミッド」について紹介しました。
今回は、情報を共有していない相手に話す際に役立つ「ニューススタイル」の逆ピラミッドを紹介します。
相手と情報を共有していないときは
前回、相手の誤解を防ぎ、正確に伝えるための話し方である”逆ピラミッド”について紹介しました。
しかし、実のところ、どのような場合であっても逆ピラミッドの話し方が使えるかというと、そういうわけではありません。
話し手と聞き手が同じ情報を共有していない場合、逆ピラミッドの話法をそのまま使っても、相手にスムーズに理解してもらうことができないのです。
会社の上司と進行中のプロジェクトについて話す場合や、友人と共通の話題について話す場合などは、発端や背景などは話さなくともわかっているために、いきなり核心から伝えることができます。
しかし、相手が同じ情報を共有していない場合であればどうでしょうか。
いきなり核心について話したとしても、その核心に含まれる用語や、出てくる言葉の意味合いがわかっていなければ、何の話をしているのかわからないですよね。
そのようなときに使えるのが、「ニューススタイル」と呼ばれる話し方です。
ニューススタイル
ニューススタイルと呼ばれる理由は、そのままずばり、ニュースでよく使われている手法だからです。
わかりやすいのは、新聞の記事でしょうか。
新聞記事では、多くの場合、記事本文に入る前に、100文字~200文字”リード文”が含まれています。
このリード文には、記事の結論と共に、話の背景、発端、展開に相当する情報が簡潔に含まれています。
詳細な話を始める前に、これからの話に出てくる情報をすべて共有しておくことで、話を理解しやすくなるのです。