コミュニケーション「気になっているニュース」/認知行動療法講座「行動計画を建てて実行する」
目次
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
今日のコミュニケーション講座では、気になっているニュースについて発表して頂きました!
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- 大谷選手が惜しくも3位
- 仮面ライダーの映画が楽しみ
- iPhone13の性能がすごい
- ドコモメールの詐欺が流行っている
などなど
皆さん興味沸く話題を発表して下さいました。
どれも今後が気になりますね~
認知行動療法講座
前回、問題を解決するためには行動が必要となると話し、問題を明確化し、解決方法を選ぶ方法について考えました。
今回は、実際に行動を起こすにあたり、その前準備から振り返りまでをどのように行えば良いのか、見ていきましょう。
行動計画を立てて実行する
前回、自分が困っているのはどのようなことで、それがどうなれば解決となるのか、問題を明確化しました。
そして、ブレインストーミングで問題の解決に至る行動のアイデアを出し、それらを評価していくことで、行動の内容を決定する、と説明したかと思います。
行動の内容が決まったので、即実行・・・といきたいところなのですが、いざ実行しようとすると、中々動くことができないものです。
なぜなら、問題を解決するための行動は多くの場合不安を感じるものであり、それが実行の妨げとなってしまうのです。
そこで、事前に計画を立て、いつ、何をするのかを決めてしまうことで不安を軽減し、行動を起こしやすくなります。
アクションプラン
問題解決のために建てる行動計画のことを「アクションプラン」と呼びます。
アクションプランは、以下の項目に分けることができます。
行動目標と試したい考え
自分が生活の中でどんな部分を変えたいのか、そしてどのような考えを試してみたいのか?
行動を起こすことによって目指す目標と、その行動によって裏付けることができる適応的思考を挙げておきます。
アクションプラン
行動計画の内容です。
前回選んだ行動内容を、できるだけ具体的に書いておきましょう。
開始予定時期
その計画をいつ始めるか、タイミングを明確にしておきましょう。
ここが曖昧なままだと、先送りにしてしまって行動に移せなくなりやすいので注意が必要です。
予測
どのような事態が起こると思うか、事前に予測しておくことで、不安を軽減できます。
予想される問題
行動を決めた際に、そこに何の障害もないのであれば、すぐに実行できたはずです。
そうでないということは、行動のさまたげになるであろう、何らかの問題を予測しているということです。
その問題を言語化しておきましょう。
問題が起こった時の対処法
予想した問題が実際に起こった時の対処法を先に決めておきます。
行動結果
ここから先は、実際に行動を起こした後に記入します。
行動の結果、どんなことが起こったのか。できるだけ具体的に書いておきましょう。
新しい考えの確信度
行動を起こすことには、コラム法で見つけた適応的思考を実際に試し、考え方を変えていくという目的もありました。
実際に行動を起こした結果、新しい考えをどのくらい確信できるようになったのか、考えてみます。
この行動から学んだこと
行動の結果から、どのようなことがわかりましたでしょうか。
例え問題が解決しなかったとしても、行動の結果わかったことを加味することで、次はより効果的な行動を選ぶことができるようになるはずです。