就活SST「変えられることと変えられないこと」
新聞読解「「ふんどし広告」戦前生まれ」
以下、記事の要約です。
新型コロナウイルスの感染拡大がやや落ち着き、買い物で外出する機会が増えた。
町を見回すと、百貨店などの外壁に「スペシャルセール」などとうたう大きな広告がぶら下がっている。
「ふんどし広告」や「懸垂幕」と呼ぶらしい。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- デパートなどでよく見る。
- 景観など規制があるのは知らなかった。
- 垂れ幕はそこまで高くないんだと驚いた。
- デジタルサイネージと言う言葉をはじめて知った。
今後も「ふんどし広告」の需要がありそうですね!
就活SST
前回は、ネガティブな感情を変えたいときにはどうすればいいか、考えました。
今回は、変えられることと変えられないことについてまとめました。
変えられることと変えられないこと
世の中には、自分自身の意思で変えることができるものと、そうでないものがあります。
次に挙げるものは、そのどちらでしょうか。
1.自分の行動
2.自分の言動
3.明日の予定
4.今日の寝る時間
5.旅行する場所
6.付き合う友人
7.将来の自分
8.自分の上司
9.今年の残された日数
10.降っている雨
11.他人の言動
12.先月の売上
13.緊張して出る汗
14.時間に遅れているバス
答えを言ってしまうと、1~7は自分で変えることができるもの、8~14はそうでないものです。
将来の自分などは、自分ではどうしようもないのではないか、と思われた方もいるかもしれません。
ここでいう”変えられる”とは、「願ったとおりの結果にする」ということではありません。
将来の自分に限らず、いずれにしても、周囲との兼ね合いで、すべてが思い通りの結果にはならないかもしれません。
しかしこれらはいずれも、自分で思考や行動をコントロールすることで、求める結果に近づいていくことができるものです。
たとえば、サッカー選手に将来なりたいと思っている子供のすべてが実際にその夢を叶えられるわけではありません。
しかし、サッカー選手になれるのは、その夢を実現するために努力し、行動した人だけなのです。
それに対して8以降は、いずれも他者のことや、すでに起きてしまったことばかりです。
選択理論の話の初めに伝えた通り、他者に対しては情報を与えることはできても、それを元に選択するのは常に他者であり、自分が他者の行動をコントロールすることはできません。
また、過去にすでに起きてしまったことについても、当然ではありますがどんなに後悔しても変えることはできないものです。
「自分」と「未来」は変えられるが、「他人」と「過去」は変えられない、ということを意識しておくことが重要です。