ワークショップ「テクノロジーを用いて家事の負担を軽減する」/自己分析「作業面の特徴」
ワークショップ「テクノロジーを用いて家事の負担を軽減する」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「テクノロジーを用いて家事の負担を軽減する」です。
科学技術は年々発達していき、ロボット掃除機を筆頭にこれまでになかった便利な家電も次々に生まれています。
そこで今回は、テクノロジーを用いて家事の負担を軽減するために、新たなアイデアを考えてみてもらいました!
このテーマについての利用者さんの意見
- 高いところのほこり取りがし辛いので、カメラで確認しながら指示を出して掃除できる小型のロボット掃除機が欲しい
- 冷蔵庫に入っているものを内部カメラで認識して数などをスマホに通知してくれるIoT冷蔵庫
- カビが生えないよう、温度、湿度の調整を自動で行い、汚れを見やすくするブラックライトなどの機能があるお風呂場
- 専門店に行かなくて済むよう、自宅でスーツなどを洗えるクリーニングマシン
様々な視点から意見が出てきました!
技術の発達で、より便利になっていくとうれしいですね!
自己分析講座
前回から、自分の特徴について、他者に伝えるにはどのような言い方をすればいいのかを考え、分析を行っています。
まず最初に、「作業」に関連する特徴をまとめていきましょう。
作業面の特徴
作業面における自分の特徴を、「セールスポイント」と「苦手なこと」に分けて分析してみましょう。
セールスポイント
作業面におけるセールスポイントとしては、以下の例が挙げられます。
・所有資格、スキルなど
・集中力
・正確性
どんな資格を持っているのか、PCのスキルはどれくらいあるか、どのような経験を積んだことがあるかなどといった情報は、アピールする上で重要なポイントです。
それだけでなく、作業をする上で気を付けていることや、意識している取り組み方などについてもアピールできるとより良いでしょう。
苦手なこと
作業面で苦手なことの例としては、発達障害を持つ方に多い特性である、「複数の作業を同時に頼まれることが苦手」などといったものが挙げられます。
自分でできることとしては、しっかりメモを取ってやるべきことを整理する、といった対処が挙げられますが、話を聞きながらメモをする、という並行作業自体が苦手な場合もあると思います。
そこで、指示は一つずつにする、情報は紙で印刷して渡してもらう、などといった配慮を求めることができれば、働きやすい環境になるのではないでしょうか。