ワークショップ「テレビとYouTubeはどちらが有益か?」/自己分析「自分を変える方法を考える」
ワークショップ「テレビとYouTubeはどちらが有益か?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「テレビとYouTubeはどちらが有益か?」です。
前回から引き続き、2つの要素のうちどちらを選ぶか?という二者択一のテーマです。
今回は、自分が選ぶ側の意見のみに立って考えるのではなく、双方のメリットとデメリットを比較して答えることを意識してもらいました!
このテーマについての利用者さんの意見
- Youtube。調べごとがしたいときなど、検索して望む情報を得やすいから。
- Youtube。例えば料理チャンネルなら下準備から完成まですべてやってくれるなど、TVよりも1つの情報に特化しているから。
- Youtube。小学生がなりたい職業ランキング上位にYoutuberが来るなど、TV以上に広く認められてきていると感じるから。
- TV。ニュース番組や天気予報など、欲しいものに限らず様々な情報を得ることに向いているから。
かなりYoutube派が優勢で時代の流れを感じました!
双方のメリットとデメリットに目を向けることで、説得力のある意見になりますね!
自己分析講座
前回は、自分自身のことを客観視する「メタ認知」について紹介しました。
今回は、「自分を変える」ということをテーマに分析を進めていきます。
自分を変える方法を考える
これまでのプログラムの中で、自分自身の嫌いな部分や、やりたいことをやるのを邪魔している、生きづらくしている考え方を見つけてきました。
それらは、これまでの人生の中で経験した、様々な事柄から作られたものです。
そう考えると、今の自分ができたのは周囲の環境や、特定の誰かの行動のせいである、と感じられるかもしれません。
しかし、例えそれを恨んだとしても、今の自分にとって良いことは何もありません。
また、今後、周囲の人たちが自分の望むように関わってくれるように願ったとしても、思った通りにはならないでしょう。
自分以外の人に期待したり、依存したりしたとしても、思い通りの結果を得ることはできないのです。
大事なのは、人から与えてもらうことを目的とするのではなく、自分で自分を大切にすること。
それが、自分を生きづらくしている考えを変えることに繋がっていきます。
自分を変えていくためには、「許すこと」「認めること」「褒めること」の3つが必要です。