コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「認知行動療法の概要」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になるニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- 大怪獣のあとしまつが早く見たい
- 極主夫道 映画が楽しみ
- 原宿にある動物カフェに行ってみたい
- 将棋の羽生さんがA級陥落で残念だった
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、自動思考に含まれる認知の歪みについて紹介しました。
今回は、見学の方もいらっしゃったので、一度認知行動療法の概要を復習しました。
認知行動療法の概要
人はある状況や出来事に対して、4種類の反応をするとされています。それは、「認知/ものの捉え方」「気分/感情」「身体反応」「行動」の4つです。
この4つの反応は、相互に関連しあっており、どれか1つが変化すれば他の3つにも変化が起こります。
例えば、犬嫌いの人は犬に遭遇するという状況に対して、「噛まれる」と認知し、「恐怖」感情になり、「冷や汗」という身体反応を起こし、「逃げる」という行動を起こします。
しかし、犬が好きな人は全く違う反応になるでしょう。
このように、同じ状況であっても人の起こす反応は違います。
何かしらの状況の変化に対して自然と頭の中に浮かんでくる考えのことを「自動思考」と呼びます。
認知行動療法は、自動思考に含まれた「思い込み」や「決めつけ」を取り除き、現実に則した考え方に変えることによって、落ち込みや不安といったネガティブな気持ちに対処し、問題を解決するための行動を進めていくことに役立ちます。