ワークショップ「年功序列制と成果主義、どちらが良いか」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「年功序列制と成果主義、どちらが良いか」です。
昔の日本は年功序列制が基本でしたが、働き方が次々と改革されていくにつれ、成果主義を掲げるところも増えてきました。
この2つの働き方には、どちらにもメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言いづらいものです。
今回は利用者さんに、この2つの働き方を比較してみてもらいました。
このテーマについての利用者さんの意見
- 年功序列制。安心して働き続けることができるため。ただ、自分のスキルを発揮できる職場が見つかったら成果主義にもチャレンジしたい
- 年功序列制。人間関係が良好な職場で働きたいという想いが強いため
- 成果主義。成果が正当に評価されることでモチベーションが湧き、努力する社員が増えるため
- 成果主義。待遇の改善を望む場合に、成果主義であれば自分の努力によって実現できるから。
どちらにもメリットとデメリットがある中で、しっかりと自分の軸が定まった、良い発表をしていただけました!
自己分析講座
前回は、自己分析講座の総まとめとして、自分のことを全体的に分析しました。
今回は、その分析内容の発表をしていきます。
自己分析総まとめの発表
自分の性格や特徴、得意なこと、苦手なことなどを把握するというのは、意外と難しいものです。
ここまでの分析の中で、様々な視点から自分のことについて考えてきました。
自分で自分を知っておくことは、他者に対して説明する際には非常に重要になります。
また、得意を知っていればそれを活かせる状況を自分で作れるようになりますし、反対に苦手を知っていればその状況を事前に避けることもしやすくなります。
苦手なことやよく失敗してしまうことについては、自分でできる対処法や、改善の方法についても考えて発表してもらいました。
苦手を苦手なままにしていると、いつになっても苦しい状態から抜け出せません。
しかし、それは「苦手は片っ端からなくして欠点のない人間になれ」ということではありません。
重要なのは、例えばストレスがかかる状況があるならそのストレスをその後どうやって取り除くのかや、やりづらいことに挑戦するための工夫など、「欠点と付き合っていく方法」です。