コミュニケーション「趣味を発表する」/認知行動療法講座「適応的思考を作る」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「趣味の発表」です。

今日のコミュニケーション講座では、面接で質問されることのある「あなたの趣味は?」について発表して頂きました!

趣味系のお話は深掘りされる可能性高いので内容をしっかり準備しておきたいですね。

今回の皆さんの意見はこちらになります!

  • カラオケで好きなジャニーズの曲を歌うこと。
  • YouTubeで可愛い服を見つけること。
  • サッカー観戦に行くこと。
  • 北欧の街並みを動画で見ること。

などなど

皆さん多趣味で話題に困らなそうでしたね!

引き続き面接で急に聞かれてもしっかり返答できるように準備していきましょう。

認知行動療法講座

前回は、5つのコラムについて説明しました。

今回は、根拠と反証を使って適応的思考を作る方法についての話です。

適応的思考

第6のコラムである適応的思考は、第4、第5のコラムで挙げた事柄を使って作っていきます。

ほとんどの場合、自動思考には、現実に基づいた事実によって裏付けられている部分と、現実と矛盾してしまっている部分の双方が含まれています。

その場合は、双方を要約し、合わせることによって、適応的思考を作ります。

まずは、根拠と反証をそれぞれひとつの文に要約してみましょう。

その後、2つの文を「そして」で繋ぐと、あらゆる情報を考慮に入れたバランスの良い文になります。

また、自分でなく親しい人が同じように困っていたらなんと伝えるかや、信頼する人であれば、同じ状況をどう見るか、といった視点で考えてみることも重要です。

また、自動思考が合っていたとして、その後起こり得る最悪の状況と、反対に最高の状況を考えてみるのも良いでしょう。

ネガティブな気持ちが浮かんでしまう時は、最悪の状況に近い考え方をしていることに気が付くでしょう。

そして、最高の状況は、起こりようのないあり得ないこと、と感じられるのではないかと思います。

しかし、ここで想像したのは、最も悪いパターンと最も良いパターンであり、どちらも同じく、極端な想像なのです。

そこで、ちょうどその中間となる未来を予想すると、実際に起こり得る未来を予想することができます。

もしも、第4のコラムで根拠として挙げたものが、自動思考と完全に矛盾していたならば、その根拠に基づいて新しい見方を作ることで、適応的思考を作ることができます。

 

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