就活SST「相手が求めていることを考えて行動する」

新聞読解「幸せ見つける投資教育」

以下、記事の要約です。

 「親子一緒に投資を学びたい」「子どもが株式を学べる講座はありますか」

最近、保護者からこんな意見が寄せられることも多く、子どもの投資教育への関心の高まりを感じる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 小さい頃から投資教育について学びたかった。
  • お金稼ぎはネガティブなイメージがあった。
  • 貯金ができる方法を学生時代に教えて欲しかった。
  • 企業研究など為になる。

社会が豊かになるならぜひ学びたいですね!

就活SST

前回のSSTでは、「相手の言葉の意味を考える」というテーマで、コミュニケーションの場で起こる問題について考えました。

今回も、相手が何を求めているかを考えて行動するための方法を考えていきます。

相手が求めていることを考えて行動する

「“Mets”を買ってきて」

と先輩に言われてお金を渡されました。

探しまわったのですがどこにもなく、しかたなく先輩の元に戻り、「探したけどありませんでした」と言ったら、

「別のものでもよかったのに」

と言われてしまいました。

さて、この時、どのように行動すれば、もっと良い結果になっていたでしょうか。

結果論にはなりますが、「別のものでもよかったのに」と言われてしまったことから、先輩の望みは必ずしも”Mets”でなければいけなかったわけではないということがわかります。

先輩の望みは、実のところ喉が渇いたので飲み物が欲しいということであり、その中でも炭酸飲料の気分だったくらいのことなのでしょう。

もちろん、頼まれた時点では、”Mets”でないとダメなのか、他の飲み物でも良いのかを完全に予測することはできません。

そこで、方法その①としては、『頼まれた時点で「もしなかったら飲みたいものはありますか?」等と聞いておく』ということが挙げられます。

事前になかった場合のことを想定して確認が取れていれば、見つからなかったとしても落ち着いて行動ができるでしょう。

とはいえ、頼まれた段階でそこまでは思いつかない、ということも多々あると思います。

方法その②は、「なかった時点で先輩に連絡を取って他のもので良いか聞く」というものです。

電話やメール、LINEなど、何か先輩と連絡を取る手段があるのなら、それを利用して確認すれば失敗することもないでしょう。

最後に、少し別のアプローチとして、「別の飲料を2種類買って帰り、どちらが良いか聞き、選ばれなかったものは自分が飲む」といった方法も挙げておきます。

これは、先輩の意思を確認していないパターンではありますが、仲の良い先輩であれば、問題になることはないでしょう。

このように、常に確認が絶対の正解というわけではないのですが、わからない、自信がないまま行うことは避けたほうが無難だと考えられます。

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