ワークショップ「良い会社が持っている3つの条件」/自己分析「人生の土台となる4つの構え」
目次
ワークショップ「良い会社が持っている3つの条件」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「良い会社が持っている3つの条件」です。
会社に求めることは、人によって違いがあると思います。
しかし、「自分が会社に求めるのはどのようなことか」を知っておくことは、会社選びに際してとても重要です。
今回は、自分にとっての”良い会社”とはどのような要素を持っている会社なのか、考えてみてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 社員満足度を追求すること。福利厚生や休暇など。
- 柔軟性があること。リモートワークへの対応や、従来のやり方を効率的な新しいやり方に切り替えることなど。
- 公正な評価制度。社員のモチベーションが上がることで離職率が下がり、売り上げにも繋がる。
- しっかりした経営基盤。社員の福利厚生や給料を手厚くするためにも、しっかりと稼げている必要がある。
様々な条件を発表してもらうことができました。
会社のどのような要素を重要視しているかがわかれば、面接の際、逆質問でそこについて聞いてみるのも有効ですよ!
自己分析講座
前回は、幼い頃の両親との関りから作られる考え方についてさらに分析するため、「禁止令」を紹介しました。
今回は、禁止令から派生して生まれる「基本的構え」について紹介します。
人生の土台となる4つの構え
人が誰しも持っている、人生の土台ともいえるような考え方を「基本的構え」と呼びます。
これらは、4つに分類され、人との関わり方、言い換えれば世界のとらえ方を決めています。
これらの基本的構えは、基本的に子供の頃に形成されるものであり、そこで大きな影響を与えるのはやはり両親との関係、そして「禁止令」です。
以下に4種類の構えを紹介します。
「私もOK、あなたもOK」
「この世に生きているものは、すべて価値がある」「自分が嫌なことは、他の人にやらない」など、自分も他者も肯定する構えです。
他者の考えを受け入れた上で、自分の考えにも自信を持つことができます。
「私はNG、あなたはOK」
「自分は大した人間ではない」「周りはみな素晴らしい人ばかり」と、自分に対しては否定的だが、他人に対しては肯定的な構えです。
チャンスがあっても「どうせ失敗する」としり込みしてしまったり、上手くいってもより成功している人と比べて「自分はダメだ」と考えてしまいます。
「私はOK、あなたはNG」
いわゆる、「俺のものは俺のもの。おまえのものも、俺のもの」という構えで、自分は肯定するが他者は否定する考え方です。
自分の意見を押し通そうとしたり、成功している人の欠点を探そうとしたりしてしまいます。
「私もNG、あなたもNG」
自分のことには自信が持てないが、だからといって他者のことも信用できない、という構えです。
結果として、いつどんな時もうまくいった、正しかったというような感覚を持てず、苦しむことになってしまいます。