コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「コラム法で柔軟に考える」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • サッカーの交代枠が3人から5人に今後もなりそう。
  • 新宿のアフタヌーンティーが気になる。
  • スターバックスのメロンフラペチーノが飲んでみたい。
  • ドラゴンボール超 スーパーヒーローが早く見たい。

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、解決の必要がある問題をリスト化し、解決目標を決める練習をしました。

今回は、マイナス思考の連鎖を断ち切り、考え方を変えるため、「コラム法」についてやっていきます。

コラム法で柔軟に考える

前回、問題リストを作成し、最初に取り組むべき問題を決定する方法について学びました。

では、早速その問題に取り組んですっきり解決!・・・と行きたいところなのですが、実際には問題に取り組む段階で手が止まってしまうことも少なくありません。

前回の例では、「夫に今の状況について相談する」といった行動を取り組む問題と決めたのですが、いざ相談しようとすると、「夫も疲れているのだから、自分の問題は自分で解決すべきなのではないか」とか、「悩みを打ち明けたら、自分勝手と思われるのではないか」なんて考えてしまって中々実行できない、などということも想像できます。

このように、悲観的な想像をしてしまって行動できなかったり、気分がマイナスに進んでしまうのは、珍しい話ではありません。

ストレスが溜まっていると1つの考え方に囚われてしまうため、気持ちを楽にしたり、効果的な解決法を見つけたりすることができなくなってしまうのです。

そのような時には、マイナス思考の悪循環を断ち切る必要があります。

「マイナス思考をやめる」というと、「プラス思考に切り替える」ということに感じられるかもしれませんが、そういうことではありません。

今現在ネガティブに捉えているものを、根拠もないのにポジティブな受け取り方に切り替えようとしても、自分自身でその考え方を受け入れることができないでしょう。

認知行動療法で目指すのは、問題解決に役立つ、現実的で柔軟な考え方です。

気持ちが動揺した時の自動思考に注目し、現実的なものに変えていくために、「コラム法」を活用することができます。

 

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