就活SST「主張したいことがある時のコツ」

新聞読解「水族館にも値上げの波」

以下、記事の要約です。

国内各地の水族館で入場料の値上げが相次いでいる。

新型コロナウイルス下で入場者数が減るなか、ロシアのウクライナ侵攻の影響による物価高などが追い打ちをかける。

水温維持などに必要な高熱費やエサ代などが高騰し、経営環境を圧迫。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 維持に莫大な金額がかかっていて驚いた。
  • 研究などは未来のために必要なことだと思った。
  • YouTubeや有料会員など需要があると感じた。
  • 可愛いグッズなどついつい購入してしまう。

今後も社会的役割を守るため国も積極的に支援して欲しいですね!

就活SST

前回のSSTでは、人に誤解なく伝えたいことを伝えるためのポイントを紹介しました。

今回はその続きとして、人に何か主張したいことがあるときの伝え方についての話をしていきます。

主張したいことがある時のコツ

主張は押し通さない

何か他者に対して主張したいことがある時に、もっとも重要なのが、”押し通そうとしない”ことです。

自分の言いたいことだけを一方的に伝えようとすることは、非常にトラブルの原因となりやすいです。

意見が食い違い、自分の意見を主張したい時には、相手の話を最後まで聞き、自分の意見を提案するようにしてください。

違う意見とぶつかったとき、人は自然と「自分の意見は正しく、相手の意見は間違っている」と考えてしまうものです。

そうなれば、相手の意見をやりこめて、自分の意見を押し通すのが正しいと感じられることでしょう。

しかし実際には、コミュニケーションにおいて”正しい”意見というものは存在しません。

なぜならば、意見の相違というものはお互いが違う価値観を持つために、各々にとっての「正しい」と感じることが食い違っているために起こるものであるからです。

どちらかの意見だけが正しいとして考えをぶつけ合っても、ずっと平行線か、どちらかがしぶしぶ諦めて、しこりを残すかのどちらかの結果になってしまいます。

相手の話に耳を傾け、「なぜそう考えたのか」「なぜそう思ったのか」を知ることで、お互いにとって納得のいく結論を導き出すことを目指してください。

理由を説明することが納得に繋がる

相手を説得したい時や、行動を促したい時に重要なのが、理由を伝えることです。

「なぜ」それをしてほしいのかを伝えることは、相手に納得感を与えます。

逆に言えば、理由がわからないままに命令された、という状況は納得ができず、不満につながりやすいので注意が必要です。

restart_banner