ワークショップ「高齢者向けのお弁当を考える」/自己分析「小さい頃の夢」
ワークショップ「高齢者向けのお弁当を考える」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「高齢者向けのお弁当を考える」です。
ターゲットを高齢者に絞り、お弁当の新商品の案を発表してもらいました。
どのようなお弁当が喜ばれるかなど、じっくり考えてみましょう。
このテーマについての利用者さんの発表
- 毎日配達で届くお弁当。
- タブレットを貸し出し、風景の映像を見ながら食べたり、他の人と食べながら話したりできるようなサービス。
- 食べやすさを重視し、プレートや食器の形状を工夫する。
- 量が少な目な分彩りを重視したものから肉料理多めのものなどまで、好みで選べるようにバリエーションを用意する。
お弁当の届け方や食べ方など、様々な要素を含んだ説得力のある意見がいくつも出てきました!
自己分析講座
前回は、ここまでの自己分析で見つけられた事柄を元に、改めて自分の性格について深掘りしました!
今回は、小さい頃の夢を思い返すことで、好きなことややりたいことなどの分析を行います。
小さい頃の夢
大人になるにつれて、私たちは様々な出来事を経験してきました。
それらの経験によって、人は成長していきます。
成長には、新しい知識やスキルを身に着けるということの他に、”考え方の変化”が伴います。
自分に取ってプラスとなるような経験は、より活動的になるなど、良い変化をもたらしますが、痛みを伴うできごとは特に自分の行動を制限してしまうことがあります。
それを再び経験したくないという無意識の思いから、避けるための行動を行うようになるというわけですね。
しかし、このことが、自分の本当にやりたいことや、好ましい状況から遠ざかる原因となってしまうことがあります。
そこで、そのような様々な経験をまだほとんど積んでいない子供のころに戻り、その頃抱いていた夢を分析することで、いつの間にか避けるようになっていった、自分の好きなことややりたいことを探していきます。