コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「行動の計画を立てる」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 3コインズの電子メモパッド
- 坂道シリーズの人気が最近凄い
- 六本木クラスが面白い
- コロナの感染者数の増加
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、問題を明確にし、解決法を探すための方法について考えました。
今回は、行動を起こして新しい考え方を試すための計画である、「アクションプラン」の作り方について紹介します。
行動の計画を立てる
アクションプランは、以下の要素によって構成されています。
・行動目標と試したい考え
前回明確にした、行動を起こすことで目指すゴールです。
また、それによってどのような適応的思考を確認することができるのか、書き出しておきましょう。
・アクションプラン
中心となる、具体的な行動計画です。
曖昧な部分があると行動を実行に移しづらくなるため、可能な限り具体的に決めておきましょう。
・開始予定時期
いつ実行するかも明確にしておく必要があります。
ここを曖昧にしてしまうと、「今日はやめておこう」などと繰り返していつまで経っても実行できなくなります。
・予測
行動を起こすことで、どのようなことが起こるのでしょうか。
事前にイメージしておくことで、当日に対処がしやすくなります。
・予想される問題
行動を起こす際に起きる問題や、立ちふさがる障害はどのようなことでしょうか。
どうすれば問題を解決できるかはわかっても実行できない原因はここにあるので、しっかり考えておきましょう。
・問題が起こった時の対処法
上記の問題には、どのように対処すればよいでしょうか。
問題が起きても、対処の方法をはっきりさせておくことで、実行のハードルを大きく下げることができます。
・行動結果
ここからは、実際に行動してから記入します。
行動の結果どうなったか。具体的に書き出してください。
・新しい考えの確信度
行動を起こした結果、今回試していた適応的思考をどれくらい信じられるようになったか、0%~100%で書いてみてください。
・この行動から学んだこと
行動の結果から学んだことはなんでしょうか?
行動の結果、思うように問題が解決しなかった場合は、学んだことを元に新たな行動計画を立てる必要があります。
逆に、上手くいった場合であっても、今後似たような問題が出てきたときのヒントになるので、必ず書き残しておきましょう。