就活SST「逆ピラミッドで返答する練習」
新聞読解「伸び悩む?親の顔色うかがう子」
以下、記事の要約です。
親の顔色をうかがうような発言をしたり、わがままを言わなくなったり。子どもが妙な物分かりのよさを見せる背景には何があるのだろうか。
子どもにとって親に愛されることは喜び。
このテーマについての利用者さんの意見
- 自分の発言で親がどう思うか考えてしまった
- 迷惑かけてはいけないと思っていた
- 子供に選択肢を与えることが重要だと改めて感じた
- 怒りを感じた時待つことが良いと思った
今後は良い行動にフォーカスした声掛けをしていきたいですね!
就活SST
前回のSSTでは、逆ピラミッドを使った返答法について紹介しました。
今回は、逆ピラミッドでの返答を、実際に練習してみましょう。
逆ピラミッドで返答する練習
逆ピラミッドを使って返答する時も、リード文を使った”ニューススタイル”は有効です。
自分からの発言と異なるのは、返答に使う場合は、リード文よりも前に、新聞でいう「見出し」に当たる回答を行う、という点です。
また、5W1Hの質問に答えることで相手に想像させないようにする、という基本は同じですが、返答の場合、その答え方に特徴があります。
ニューススタイルで返答するときの最大の特徴は、まず、相手の質問の本質への回答を見出しで行うということです。
例えば、「現在、どのような仕事に興味がありますか?」と質問を受けたとしましょう。
この質問であれば、聞かれていることの本質は「仕事の種類(What)」であると考えられます。
それであるならば、まずはその部分への回答を行う必要があります。
それから、残る「When,Where,Who,Why,How」に回答すればよいでしょう。
上記質問への回答であれば、例えば以下のような感じです。
「私が現在興味を持っている仕事は、ゲームの開発者です。(What)
私は(Who)小学生の頃から(When)ゲームが好きで、よく友人の家で(Where)一緒にゲームをやっていました
ゲームを通じてコミュニケーションが取れることを魅力に感じているため(Why)、コミュニケーションに活かしやすいゲームの開発(How)をしていきたいと考えています。