コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自分自身のスキーマ」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- ブラックサンダーが児童労働に関わらないカカオに切り替えた
- ペヤングの超大盛合い盛りうどんそばが気になる
- 台風の被害がなくて良かったが、最近多いので注意が必要
- ハンバーガーチェーン各社の月見バーガー
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、スキーマを変えるためのメリット・デメリット分析について紹介しました。
今回は、認知行動療法講座最終回として、自分自身の持つスキーマを探しました。
自分自身のスキーマ
認知行動療法講座は、半年ほどの周期で繰り返し行うことで、新規の利用者さんにも入ってもらいつつ、理解を深めています。
最終回となる今回は、ここまでやってきた認知行動療法講座の内容を復習しながら、自分自身の持つスキーマについて考えてもらいました。
自身の持つスキーマを見つけるためには、どのような場面でどのような自動思考を浮かべるのかを意識しておく必要があります。
怒り、不安、落ち込みなどといったネガティブな感情が浮かんできたとき、その原因となっていた自動思考に目を向けていくと、だんだんと自動思考の規則性が見えてきます。
それらの自動思考を下向き矢印法などで分析していけば、自分を特に苦しめているスキーマが見えてくることでしょう。
スキーマを見つけることができたら、「そのスキーマの通りに動かなければどうなるか考える」「そのスキーマを持っていることによるメリットとデメリットを考える」などの方法で、新しいスキーマを探しましょう。
そうして見つけた新しいスキーマも、すぐに信じられるわけではないので、普段の生活で、元のスキーマではなく新しいスキーマに基づいた行動や出来事を記録していくなど、意識して変えていく必要があります。