土曜プログラム「思い込みをリストで探す」

土曜プログラム

本日は、就労移行支援事業所 リスタートの土曜開所日です。

土曜開所プログラムとして、今回は、自分の持つネガティブな思い込みを整理していきます。

認知の歪み

小さいころからの様々な経験や周囲の関わりから、自分がどのような思い込みを作っているのか、確認していきましょう。

以下のリストのうち、自分が今思っている、あるいは思ったことがあるものにチェックをつけてみてください。

じっくり考えるより、とっさの反応で選んでみてください。

思い込みチェックリスト

□ いくら頑張っても、もっとも必要なものは絶対に私の手に入らない。
□ わたしを助けてくれる人などどこにもいない。
□ 誰もがいつかはわたしを裏切る。
□ ほかの人はわたしをもっと大事にしてくれるべきだ。
□ ほかの人のほうがわたしよりずっと重要だ。
□ わたしはしっかりしている。ほかのみんなはでたらめだ。
□ ほかの人さえ今のようでなければ、わたしは幸福になれるのだが。
□ くつろぐのは安全ではない。
□ わたしは強くなくてはならない。
□ すべてのことに対してわたしは責任がある。
□ 何かを成し遂げない限り評価されない。
□ まず人のことを考えなくてはならない。
□ わたしは鈍い、あるいは馬鹿だ。
□ わたしはもっと善人でなくてはならない。
□ この程度の努力では不足だ。
□ ほかの人の問題はみな私のせいだ。
□ 明るく楽しい性格でないと注目されない。
□ すべてはどうでもいいことだ。
□ 何をしようが同じだ。
□ この世はつまらないところだが、わたしにはどうにもできない。
□ わたしは物事を論理的に考えられない。
□ 常に論理的、理性的でなければならない。感情的、本能的なのは良くないことだ。
□ すべてご破算だ。わたしはもうだめだ。
□ いまやっていることがダメになったら、わたしは永久に幸福になれない。
□ 人が注目してくれるのは、面倒を起こしたときだけだ。
□ 感情は息苦しい。
□ 情にもろいのはいけないことだ。
□ わたしのしていることがわたしだ。
□ わたしは悪人だ。
□ わたしには口出しをする資格はない。
□ 人は信用できない。
□ 世の中、ドラマチックなことがないと退屈だ。
□ 人生は困難なものだ。
□ 人生は苦闘の連続だ。
□ 人生は不公平だ。
□ 人生は混沌としている。
□ 人生、欲張ってはいけない。
□ 人生、心配なことばかり。
□ 人生、つらいことばかり。
□ 人生はわたしにはどうしようもない。
□ いつも何か足りない。
□ ありのままのわたしであるだけでは足りない。
□ わたしは取るに足らない人間だ。
□ わたしのニーズなどどうでもいい。
□ わたしは人に愛されない。
□ わたしは従順な善人でなければならない。
□ 波風を立ててはいけない。
□ 何事もきちんとやらなくてはならない。
□ 間違いをしでかすのはいけないこと。
□ わたしは人と違っている。
□ 自分がいかに素晴らしいかを実証しなくてはならない。
□ うまくいかないのはすべてわたしが悪いからだ。
□ わたしが何もかもやらなくてはならない。
□ わたしが調停役を引き受けなくてはならない。
□ わたしは常に力不足だ。
□ 支配しなくてはならない。
□ わたしには支配力がない。
□ いつも明るく、朗らかでなくてはならない。
□ あれこれ聞くものではない。
□ 面子が大事。
□ 楽しんではいけない。
□ わたしは何をしても失敗する。
□ わたしにはいやなことばかり起こる
□ わたしには能力がない。
□ 感情は隠しておくべきもの。
□ 人を喜ばせなくてはならない。

人は、自分の思い込みを基準として物事を解釈しています。

上記のリストの内容は、”すべて”思い込みであり、人類全員に共通するルールではありません。

それにも関わらず、チェックをつけた項目の中には、「絶対にこういうものなのだ」と信じ込んでいたものもあったのではないでしょうか。

もしもあなたが「なんだか色々なことが上手くいかない」とか、「世の中には自分のことを怒らせるようなものが多すぎる」といったように感じているとしたら、その原因は周囲ではなく、あなた自身の「思い込み」にあるかもしれません。

今回紹介したチェックリストの思い込みは、いずれもあなた自身の本当にやりたいことを妨害している可能性のあるものです。

チェックのついたものがあれば、それは誰が決めたことでもない、自分自身の思い込みなのだ、ということを意識してみてください。

悩んでいることや困っていることについて、そのチェックが付いた項目が思い込みだとしたらどうなるか考えてみることで、解決策が見えてくるかもしれません。

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