コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自動思考に注目する」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • 今日から旅行支援が開始されるので利用してみたい。
  • ファミリーマートの限定シュークリームが食べてみたい。
  • ビックリドンキーのガリバーが楽しみ。
  • ロシアの報復行動が恐ろしい。

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回、講座は初回に戻り、認知行動療法とはどのようなものか、概要をお話しました。

今回は、認知行動療法において重要な考えとなる、”自動思考”について紹介します。

自動思考に注目する

何かしらの事柄が起きた時、頭の中にぱっと浮かんでくる考えや、イメージの流れのことを「自動思考」と呼びます。

前回の例でいえば、犬を見たときの「可愛いな、撫でたい!」「噛まれるかもしれない」というのはどちらも自動思考であると言えます。

同じ状況でも、人により自動思考の内容は千差万別ですが、ここで浮かんできた考えによって、気分や行動には変化が起こります。

辛くなっている時は物事を現実以上に悲観的に捉えたり、不安になっている時には危険に対して過度に敏感になったりするなど、強い感情が沸いてきたときには、その原因となる自動思考が存在しています。

裏を返せば、自動思考に気が付き、角度を変えて別の見方をすることで、そういった感情を和らげることもできるのです。

ストレスに気づく

ストレスが溜まるにつれて、ネガティブな自動思考が浮かんできやすくなってしまいます。

そのため、自分の自動思考が歪んでしまっていないか自覚し、対処する必要があるのですが、ストレスに自分で気が付くのは難しいものです。

気持ちや身体の状態、生活パターンなどに、”いつもとは違う感じ”が出てきたら、「そんなことはない」と突っぱねるのではなく、自分の変化に注目するようにしていきましょう。

 

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