コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「問題をリスト化する」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 田中かずひろさんギネスチャレンジ
- BTSのメンバーが兵役
- ネットフリックスが値下げ
- サイレントが泣ける
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、認知行動療法において重要な考えとなる、”自動思考”について紹介しました。
今回は、今現在抱えている問題を整理するため、リスト化していきます。
問題をリスト化する
ここまでの認知行動療法講座で、ストレスが溜まると考え方が悲観的になりやすくなり、さらに苦しくなってしまうという負のスパイラルについて解説しました。
苦しいとき、その苦しさにばかり目が向いて、「なぜ苦しくなっているか」ということに考えが向かなくなってしまいます。
そうなると、自分のことを、あるいは他人のことをを責めてしまったり、過去にさかのぼって原因探しをし始めてしまったりすることになるでしょう。
しかし、誰かを責めても、過去を悔やんでも、今起きている問題を解決することにはなりません。
問題を解決するためには、現実をしっかりと見据え、今自分はなにに困っているのか、それに対して自分はどう対処すればよいのか、ということを考える必要があります。
また、問題が1つだけでなく、複数あったとしても、1度にいくつも解決しようとするのは望ましくありません。
無理に解決しようとしてしまうと、さらに辛さが増してしまうことになりかねません。
そこでまずは、問題を明確化し、まず何から解決すべきなのか、考える必要があるのです。
問題リスト
今現在、自分は一体何について困っているのか。
それを知る方法として、「問題リスト」というものを使うことができます。
自分が困っていることを書き出して、そこから最初に解決すべき目標を定めていきましょう。
問題リストは、いま自分が気になっていることを思いつくままに書き出すことで作っていきます。
気になっていることが複数あるならば、思いつくだけ書き出していってください。
それが重要なことかどうかは考慮せず、とにかく思いつくものを書いていきます。
問題を書き出せたら、以下の項目に当てはまるものを選び、それから解決していきましょう。
・これまでに同じような問題に直面したことがあるか
・そのときどのように対処したか
・それは成功したか
・何が良かった/悪かったのか
・もしこの目標が達成できたら、どのようなメリットがあるか