就活SST「変えられるものと変えられないもの」

新聞読解「お口の友、グミがガムを逆転」

以下、記事の要約です。

口寂しいときに食べたくなるお菓子の代表格、ガムとグミ。

新型コロナウイルス禍前の市場規模はガムがグミを大きく上回っていたが、2021年に逆転した。

ガムが先細りする中、グミ市場は快進撃を続けている。

グミの平均価格は上昇傾向で、19年に比べると1割ほど高い

このテーマについての利用者さんの意見

  • お菓子売り場で見るグミの種類が増えている実感がある
  • 単価は上がっているが販売金額はほぼ横ばいなので、実際のところ売り上げ数はグミも減っているのでは
  • グミは触感の違いが大きな差別化点になっている
  • ガムは噛んだ後ゴミになるのが大きなデメリットなので、溶けてなくなるタイプの開発が重要

今回は、利用者のみなさんにオススメのグミも聞いてみました。種類が多いと、好みに合わせて選べるので良いですよね!

就活SST

前回は、コントロールできる行動とできない行動について解説しました。

今回はその続きで、変えられるものと変えられないものについての話をしていきます。

変えられるものと変えられないもの

自分でコントロールできるものは「行為」と「思考」

直接はコントロールできないが、間接的にコントロールできるのが「感情」と「身体反応」

という話を前回しました。

そして、間接的にとはいえ自分でコントロールができる以上、例えば「落ち込み」などといった不快な感情も、自分で選んでいるということができます。

不快な感情も、その感情のメリットがあるからこそ、人はそれを選びます。

例えば落ち込みであれば、「エネルギーを消耗することで逆ギレを防ぐ」「落ち込んでいると周囲にアピールし、援助を乞う」「問題から距離を置くことで、一時的に傷つくことを防ぐ」といったメリットが挙げられます。

一方で、「問題が解決しない」「やりたいこともできない」「長引くと、周囲から呆れられたりなど、ネガティブな印象を持たれる」などのデメリットも内包しています。

不快な感情は、その感情を持っていることによるメリットとデメリットを比較し、デメリットが大きいな、と感じたら別の行動に移るように意識して見ると良いでしょう。

また、直接的、間接的のいずれにせよ、自分の意志でコントロールできるのは、「自分自身の行動のみ」というのも重要なポイントです。

他者のことと過去のことは変えられないが、自分のことと未来のことは変えられる、という認識を持っておくと、困った時に対処しやすくなるはずです。

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