ワークショップ「コンビニの売上を2倍にする」/自己分析講座「自分を客観視する」

ワークショップ「コンビニの売上を2倍にする」

ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。

発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。

また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。

今回のテーマは「コンビニの売上を2倍にする」方法についてです。

すでに開店し、営業しているとあるコンビニ。

そのコンビニの売上を2倍にして欲しいと言われたら、どんな方法があるでしょうか。

売上を増やすための手段は、大きく分ければ来てくれるお客さんの数を増やすか、1人1人に使ってもらう額を増やすか、となります。

コンビニの売上であればどうすればよいのか、利用者のみなさんに考えてもらいました!

このテーマについての利用者さんの発表

  • 買い物によるポイントを貯まりやすくする
  • デリバリーサービスで直接来れない人にも販売できるようにする
  • 荷物受け取りなどのサービスでついでに購入してもらうのを狙う
  • 内装や雰囲気づくりなどでリピーターを増やす

売上を増やすための方法を、様々な視点から考えてもらうことができました!

2倍という目標は簡単なものではありませんが、色々と工夫してみたいですね。

自己分析講座「自分を客観視する」

前回は、考え方や行動など全般において、セールスポイントや苦手といえることなどを、探してもらいました。

今回は、自分の考えていることを認知する”メタ認知”について紹介します。

メタ認知

メタ認知とは、「自分が考えていることを、考える」ということです。
客観的に自分の思考を認知することで、感情に振り回されずに自分の思考を冷静に観察できます。

メタ認知を使うことで、「どうして自分がそう考えているのか」を分析することができるようになり、自分を苦しめている考え方に対して対抗することができるようになります。

今、私は〇〇と考えている

メタ認知を実践する最初の方法は、自分が思っていること、考えていることに「今、私は〇〇と考えている」と付け加えることです。
また、自分の感情がそこに加わっている場合には、それも付け足してみてください。

・「今、私は「お腹が空いたなぁ」と考えている」
・「今、私は「話している相手の感じが悪い」と考え、イライラしている」
・「今、私は「私はダメな人間だ」と考え、落ち込んでいる」

メタ認知を実践することで、どのような考えが、自分の今の気持ちを作っているのか、わかるようになります。

また、ネガティブな気持ちに繋がっている考え方を見つけたら、”下向き矢印法”でスキーマを探すのも良いでしょう。

 

restart_banner