就活SST「開かれた質問と自己開示」

新聞読解「警察、国と地方の分担は?」

警察は都道府県ごとに活動しますが、犯罪は県境とは無関係におきます。
警察の管轄の意味や課題について、日比学くんと名瀬加奈さんが坂口編集委員に聞きました。
「警察には厳密な管轄があるのですか?」
日本の警察は、47都道府県に置かれた警察本部が独立して捜査や取り締まりを行う「自治体警察」が大原則です。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 日本はハッキングなど対策が不十分だと思う。
  • 地道な捜査が解決の一歩だと思う。
  • 刑事ドラマみたいにはいかないと感じる。
  • サイバー対策が今後の課題だと思った。

今後は警察の体制も合理的、効果的なものに見直していって欲しいですね!

就活SST

前回は、会話を始めるときの注意点と、会話を続けていく方法についての話をしました。

今回は、会話を続けていくのに有効な具体的な方法として、「開かれた質問」と「自己開示」について紹介します。

開かれた質問と自己開示

友人と仲良くしたいと思うときや、仕事で相手との関係を壊さないようにする時など、他者との関係をうまく維持するためには良いコミュニケーションをとることが必要です。

しかし、仕事上必要な会話ではなく、関係を深めていくことに繋がるいわゆる”雑談”などの会話は、何を話せばよいかわからない、といった人もいるかもしれません。

そこで役立てることができるのが、「開かれた質問」と「自己開示」です。

開かれた質問

『開かれた質問』とは、聞かれたことに対して『はい』『いいえ』では答えられない質問のことです。

対して、『はい』『いいえ』で答えることのできる質問のことは『閉じた質問』と呼びます。

例えば、「カレーは好きですか?」というのは『閉じた質問』、

「どんなカレーが好きですか?」というのが『開かれた質問』です。

開かれた質問の大きな特徴が、相手は新しく情報を出さないと回答ができない、ということです。

新しい情報を引き出すことで、その情報にさらに質問したり、共通点を見つけて話題にしたりなど、会話を続けやすくなります。

ただし、相手が言いたくないことに踏み込んでしまう可能性があることには注意が必要です。

また、ピンポイントに確認したいことがある場合には、閉じた質問の方が優れているので、うまく使い分けてみてください。

自己開示

自己開示とは、言葉の通り、「自分の情報を開示する」ことです。

関係を深めるという言葉を使ってきましたが、実は関係の深さとは、「お互いに開示した情報の深さ」とほぼ同義です。

知り合ったばかりの人はお互いの名前くらいしか知らないが、同じ職場の人間はある程度の趣味や嗜好についても把握しており、仲の良い友人であればさらにその人の深い悩みやプライベートな趣味についても知っている、といった具合ですね。

適切な自己開示を行うと、相手も同程度の自己開示を返しやすくなります。

例えば、故郷についての話を聞いたので、自分の故郷についても紹介する、といった例が挙げられますね。

restart_banner