コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「適応的思考を見つける」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 成人年齢引き下げ18歳について
- 渋谷駅改修工事
- 歌舞伎町タワーに行ってみたい
- SITAL吉祥寺店のカレーが美味しかった
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、サンプルを使って実際に根拠と反証を見つける練習をしました。
今回は、根拠と反証から、適応的思考を見つける方法について考えました。
適応的思考を見つける
適応的思考とは、言い換えれば現実的で、柔軟な考え方のことです。
ネガティブな気持ちが浮かんだ時の自動思考は、推測や思い込みによって、現実よりも悪い方向に捉えていることがほとんどです。
そこで、自動思考に変わるような、より現実に則しており、決めつけも含まれていない考えを見つける必要があります。
適応的思考の土台は、根拠と反証に挙げた内容を組み合わせることで作ることができます。
例えば、以下のように見つけます。
状況:会社で大きなプレゼンの担当に選ばれ、リハーサルをした。周りからはうまくまとめられたのではないか?と言われたが、自分にはまったく自信がない。
自動思考:プレゼンは成功させなければいけないのに、全然うまくいかなかった。まとめられていることなど、プレゼンをする以上当たり前のことだ。
根拠:すらすらと言えず、つっかえてしまったところがあった。
反証:「しっかりまとめられているな」と上司に言われた。
同僚に感想を聞いてみたところ、「わかりやすいと思った」と言われた。
以前にプレゼンをしたときは、すらすらとは話せなかったもののそれで批判されるようなことはなかった
適応的思考:すらすらと言えず、つっかえてしまったところもあったが、しっかりまとめられていると褒められたし、同僚もわかりやすいと言ってくれた。以前のプレゼンも似た状態だったが、特に批判されるようなこともなかった。