コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「アクションプランを建てる」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 2月3日の節分で恵方巻きの種類が色々ある
- 渋谷の東急百貨店が閉店
- 日本昔話のコンプライアンス
- 中国Ⅰヶ月で11億人感染
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、自分のコラムを作成する練習をしました。
今回は、問題解決のために実際の行動を起こす準備のため、”アクションプラン”について紹介します。
アクションプランを建てる
うつや不安といったネガティブな気持ちを感じているときは、行動を起こすためのエネルギーが消耗し、内面にこもるようになってしまいます。
そうすることで回復を図ることはできるのですが、そのままでは自分の思い込みから解放されることはできません。
閉じこもっていると、自分の思い込みが本当にあっているのか確かめることができないだけでなく、問題に対処することができなかった、という気持ちを引きずることにもなってしまいます。
問題の解決のためには、行動が必要不可欠です。
不安を感じているような場面であっても、思い切って足を踏み入れることで、意外と簡単に問題が解決することもあります。
そうでなくとも、コラム法で見つけた”適応的思考”が正しいかどうかを確かめて、現実的な問題に対処していくには、自分の世界から抜け出して挑戦していく必要があります。
しかし、問題を解決するにあたって、何をすればいいかはわかっていても、それを実行するハードルが高いと中々行動に移れないものです。
そこで、”アクションプラン”を建てることが重要になります。
アクションプランの建て方
アクションプランを建てるときは、以下の要素について書き出してください。
・行動目標と試したい考え
自分が生活の中でどんな部分を変えたいのか、そしてどのような考えを試してみたいのか?
・アクションプラン
行動計画の内容。できるだけ具体的に。
・開始予定時期
その計画をいつ始めるか?
・予測
どのような事態が起こると思うか?
・予想される問題
行動のさまたげになりそうな問題は何か?
・問題が起こった時の対処法
もしそういう問題が起こったらどう対処すればいいか?
・行動結果
行動の結果、どんなことが起こったか
・新しい考えの確信度
上の結果新しい考えをどのくらい確信できるようになったか?
・この行動から学んだこと
行動の結果から、どのようなことがわかったか?