コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「一覧からスキーマを見つける」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • 定期的にコラボして内装が変わったりキャラクターのメニューが出るカフェ
  • マクドナルドのAIバーガージェネレーター
  • 雪印バター味のプリン
  • 世界の伝統料理トップ100で日本のカレーが1位

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、自分に対して悪影響を及ぼす”不適応スキーマ”について、修正する方法を考えました。

今回は、下向き矢印法以外の方法で、自分のスキーマを探してみましょう。

一覧からスキーマを見つける

下向き矢印法以外で、自分のスキーマを見つけるための方法として、「JIBT-R質問用紙」をご紹介します。

これは、19の質問に回答することで、自分が持っているスキーマを探すものです。

以下の質問について、

1:全くそう思っていなかった
2:あまりそう思っていなかった
3:どちらともいえない
4:かなりそう思っていた
5:非常にそう思っていた

の中からそれぞれ選んでください。

1.いつも目覚ましい行いをしなくてはならない。
2.私はすべての点で有能でなければならない。
3.私は常に業績を上げなければならない。
4.いつも申し分ない行為をしなくてはならない。
5.私はいつも頭が良く働かなければならない。
6.物事は完全無欠に成し遂げねばならない。
7.私は欠点のない人間でなければならない。
8.自分の評判が落ちることなどあってはならない。
9.知らないことがあるなんて我慢できない。
10.たくさんの仕事を引き受けても立派にこなさなければならない。
11.いつも自分を引っ張っていってくれる人が必要だ。
12.相談できる人が常にいないと困る。
13.頼れる友人がいなければやっていけない。
14.自分より有能な人に頼らなければうまくいかない。
15.常に指示してくれる人がいなければならない。
16.大きな組織の中にいると安心していられる。
17.偉大な人に頼ってその恩恵を被らなければ損だ。
18.自分で考えるよりまず人に相談すべきだ。
19.戦争が起こったら私の人生はおしまいだ。

質問に回答し、4か5に○がついた項目が、あなたの持つ非適応的なスキーマであると考えられます。

 

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