コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「復習しよう! 認知行動療法」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • 炎上を狙っているユーチューバーが多い
  • ChatGPTが高性能で驚いた
  • 電動キックボードを利用してみたい
  • ホワイトデーは無くてもよいと思った

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、小さい頃の体験から作られる「早期不適応的スキーマ」を紹介しました。

今回は、ここで一度、認知行動療法とはどのようなものであったのか、復習をしていきます!

復習しよう! 認知行動療法

認知行動療法で重要なポイントとして、

・気持ちは考え方に影響される。

というものがあります。

落ち込む、不安になる、イライラするなどといった気持ちは、起こった出来事によって引き起こされているわけではありません。

犬がいるのを見て、幸せな気持ちになる人もいれば不安や恐怖が浮かぶ人がいるように、起きた出来事それ自体は、浮かぶ感情を決定するものではないのです。

上記の例であれば、犬を見て「可愛い、撫でたい」などと考えた人が幸せな気持ちになり、「噛まれるかもしれない」などと考えた人が不安や恐怖を浮かべたと考えられます。

このように、特定の場面に対して、「どのように考えたか」が、気持ちを決定しているのです。

認知行動療法講座では、この「どのように考えたか」の部分を変えることで、ネガティブな気持ちを軽減することを目指します。

また、ネガティブな気持ちを軽減することで、実際の行動を変えていくこともできます。

その犬が誰かの家で飼われている犬であるとして、「噛まれるかもしれない」と考え、不安があれば、その家の前の道は通れなくなるでしょう。

しかし、「ちゃんと家の中で飼われている犬だし、襲われたという話を聞いたこともない。問題はないだろう」といった具合に考え方が変われば、不安も軽減され、その道を使えるようになるのではないでしょうか。

「認知」と「行動」の両面から問題の解決を目指していくのが、認知行動療法の大きな特徴です。

 

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